共働きが嫌でたまらない!仕事をやめる前に考えることやできる対策
「共働きで育児を頑張っていたけどもう限界」と、仕事をやめたいと考えているママはたくさんいるかもしれませんね。しかし、一度仕事をやめると復帰が難しいことも…。ここでは、共働きが嫌になった理由や、仕事をやめる前にやっておいたほうがよいことなどをご紹介します。
共働きが嫌になるのはどんなとき?
パパが家事や育児に協力的じゃないとき
共働き家庭の場合は、夫婦どちらも仕事が大変なのは一緒です。ですから、家庭ではお互いが支えあって家事や育児をこなしていくことが重要なのですが、家事や育児に協力的なパパはまだまだ少ないのが現実です。
どんなにママが仕事を頑張っても、パパに家事や育児を協力してもらえないと、ママは「どうして私だけこんなに大変な思いをしなくてはいけないの」と、体も心も疲れ果ててしまうのです。
子どもの急病で早退して嫌味をいわれたとき
子どもが急病での早退は仕方のないことです。仕事を残しての早退を心苦しく思っているのに、「あなたは早退できていいね」「あなたが早退ばかりするから、周りに負担がかかっている」などと同僚や上司に嫌味をいわれると、「仕事をやめたい」と思ってしまいますよね。
ママたちは「周りの方に迷惑をかけて申し訳ない」と思っているからこそ、嫌味をいわれると悲しい気持ちになりますよね。仕事中も「今日は保育園からお迎えの連絡がこないといいな」と不安に思っているママも多いでしょう。
時間に追われて自分の時間がとれないとき
時間に追われた生活をしていると「自由な時間がほしい」「自分の好きなことをしてすごしたい」と、仕事を続けることが嫌になるママはたくさんいます。ママになってから自分の時間が持てなくなり、ストレスを感じているのです。
友人は、仕事をしながらの家事や育児は毎日やることがいっぱいで、自分に使える時間がほとんどないそうです。専業主婦のママ友たちが自分の時間を楽しんでいるのを聞くと、「私も仕事をやめたい」と思うと話してくれました。
共働きをやめたいと思ったら考えること
収入でライフプランがどの程度変わるのか
ママが仕事をやめると収入が減るので、パパの収入だけで生活するときに、どのくらいライフプランが変わるのかをイメージしておくことが大切ですよ。
先輩ママは、共働きだと育児に集中できないので仕事をやめるか悩んでいたそうです。しかし、パパの収入だけで生活したときのことを考えると、貯蓄も満足にできなくなるし節約を頑張らなければ家計が苦しくなること、共働きをしていたほうがお金の不安が少ないことに気づいたそうです。共働きだと気持ちにもゆとりがでると感じ、仕事を続けることを決めたと話してくれました。
保育園をやめて幼稚園に編入するデメリット
・幼稚園になじむまでに時間がかかる
急に環境が変わり、大好きだった先生やお友だちとも会えなくなるので、子どもに大きなストレスをあたえます。新しい幼稚園での環境や先生、お友だちに慣れるのに時間がかかるでしょう。
・保育園と幼稚園ではすごし方に違いがある
保育園は保育をメインとする場所なので遊ぶ時間や自由にすごす時間が多くありましたが、幼稚園は教育をメインとしているため、1日のすごし方に違いがあり、子どもがほかの子についていけないこともあります。
もう一度働きたくなったときに仕事がない
とくに、フルタイムでの仕事復帰は、小さな子どもがいるとなかなか採用してもらえないことが多いです。共働きを一度やめても、いつか仕事復帰をする可能性があるママは、今の仕事を本当にやめても後悔しないかじっくり考えることが大切です。
また、再就職が叶いやすいように専業主婦のあいだに資格をとるなどして、就活がうまくいきやすいように自分を高めていく志が重要でしょう。
共働きがやめられないなら不満を取り除こう
家事や育児を嫌がるパパと話し合おう
「仕事で疲れているから」「家事や育児はどうすればいいか分からない」など、家事や育児を分担することを嫌がるパパもいますが、夫婦円満で共働きを続けてくためにはパパと話し合うことが大切です。
パパと話し合うときはイライラしたり怒った口調で話したりするのではなく、冷静に話し合いましょう。今、ママが置かれている現状を上手に伝えることができたら、パパもママの気持ちを理解して、気持ちよく家事や育児を分担してくれることでしょう。