共働き家庭の夕食問題。子どもに手早くご飯を出すためのテクを伝授!
多くの働くママが帰宅後に真っ先に取りかかる家事、それは夕食作りではないでしょうか。なるべく子どもを待たせずに夕食にしたいけれど、時間のやりくりはなかなか難しいものです。そこで今回は、働くママにとって憂うつな『夕食問題』を解決できるアイデアを紹介していきたいと思います。
毎日の夕食を少し楽にするためにできること
毎日の夕食のおかずを少しだけストックする
子どもがグズると、ママも焦ってしまい料理どころではありません。夕食が入らなくなると分かっていながらも、空腹がかわいそうだとついお菓子をあげてしまうママも少なくないはずです。
そこで便利なのがストックおかず。解凍するだけで食卓に出せますし、お菓子と違って栄養満点なのでママも罪悪感を抱かずに済みますね。毎日少し多めに調理するだけなので、手間がかからないのが忙しいママにとってなにより嬉しいところです。
今日から始められる方法ですのでさっそく試してみてはいかがでしょう。おかずのストックが難しいときは、おにぎりのストックがイチ押しです。
子どもは取り分けメニュー。別で作らない
そんなとき覚えていると便利なのが取り分けメニューです。わざわざ1から離乳食を作るのではなく、大人の食事を作る途中に取り分けするだけなので忙しいママを助けてくれること間違いなし。
例えばカレーを作る場合、具材を煮てカレールウを入れる直前に分けておきます。それに子ども用の味付けをして食卓に出すだけで1品の完成です。
焼魚のときは焼いた魚を取り分け、子どもが食べやすいようにとろみを付けるだけでOK。そこにレンジでチンした刻み野菜を足せば野菜不足も補えますね。
休日に余裕があれば常備菜を作り置きする
週末にまとめて買い出しするので平日買い物に行く時間も省けますし、献立を考える煩わしさからも解放されて一石二鳥。特に、毎日メニューを考えるのが重荷に感じるママも珍しくないので、それがたった1日で解消できるなら嬉しいですね。さらに買い物に行く回数が減ると無駄遣いも減るので、家計にとってもプラスになるでしょう。
しかしママには子どもを見ながら台所に立ち続ける時間の確保も難しいと思います。はじめは1~2品からチャレンジしてみましょう。常備菜作りに慣れてきたり、パパに子どもをお願いできたら、何品かまとめて作ってみてはいかがでしょうか。
帰宅後の戦場を勝ち戦にする時短テク
その日の献立を事前に決めておく
帰宅後、効率よく時間をやりくりするためのカギを握るのが献立です。事前に決めておけば買い出し中なにを買おうか悩まずに済みますし、献立によっては買い物に行く必要がないかもしれません。
メニュー決めが苦手なママは、1週間の『献立ルーティン』を決めてしまうのも一つの手です。選択肢が多いと迷ってしまいがちです。
月曜日は洋食、火曜日は中華とジャンルを絞ったり、月曜日は揚げ物、火曜日は煮物と調理法を決めてしまう方法もあります。自分に合ったやり方が見つかると、夕食作りがグンと楽になりそうですね。
料理の段取りを考えて動く
お味噌汁やスープなどの汁物も具材に火が通るまで時間がかかるので、お米研ぎと同時期に開始するのが理想です。これも準備が終われば火にかけておくだけでOKです。
ご飯と汁物の次は主菜の下ごしらえです。肉や魚に下味をつけ、その間に調理道具の片付けができれば完璧。そしてサラダや小鉢などの副菜を作り、ご飯が「蒸らし」に入った頃に主菜に火を通します。汁物も仕上げに入りましょう。
このように平行して作業するイメージを持っておけば、次に何をするか立ち止まらずに済みますね。
【番外編】惣菜の日や外食があったっていい
保育園帰りに子どもと一緒にお総菜を選ぶのもコミュニケーションの一つですし、外食は片付けの手間がないのが魅力です。あとはお風呂に入って寝るだけ(翌日の保育園の準備がありますが)と思えば気持ちも軽くなりますね。
ママ業はただでさえ大変です。そのうえ働くとなると全部を理想どおりにやろうなんて難しいですよね。たまにはどこかで息抜きをして頑張っている自分をねぎらってあげましょう。
時短を可能にする万能グッズを手に入れよう
レンジで調理が完成!スチームケース
火のとおりが早い葉野菜の副菜ならわずか5分で1品できちゃいますし、パスタをゆでることもできる優れものなのです。レンジでチンしている間にもう1品作れるところもスチームケースのよいところですね。
また食材に熱がムラがなくつたわり、うまみを閉じ込めて仕上がるので素材の風味を存分に楽しめるというメリットもあります。さらにスチームケースは可愛いデザインのものが多く、レンジから取り出してそもまま食卓に出せます。調理器具とお皿が一つで済めば皿洗いの手間も省けてママにとっては嬉しいことだらけですね。