赤ちゃんが生まれても今の月収で大丈夫？知っておきたいお金のこと

2018,5,30 更新

貯蓄しておきたい金額と貯蓄の始め方

お金というのは、漠然と貯めていてもなかな貯まらないものです。とくに子どもの教育資金は、いつまでにどれくらい貯蓄しておくか、ある程度の目標金額を決めておきましょう。

教育費は、子どもがどのような進路を選ぶかがポイントになります。文部科学省発表のデータによると、幼稚園から大学まですべて国公立校へ進学した場合の教育資金は約1,000万円。そして幼稚園から大学まですべて私立校へ進学した場合は約2,500万円かかるようです。

教育費のピークは、大学入学前のタイミングです。子どもの年齢が18歳になる頃をめどに、大学資金を準備するとよいでしょう。大学によって必要な費用は異なりますが、平均的な数字である500万円程度を目標にするのがひとつの目安になるかもしれません。

おおよその目標設定ができたら、できるだけ早く貯蓄を始めたいですね。教育資金の貯蓄方法として一般的なのは「定期預金」「積み立て預金」「学資保険」などです。最近では利益が非課税となる投資信託「ジュニアNISA」なども注目されています。リスク回避のため、貯蓄は分散して行うとよいでしょう。

まとめ

かわいい我が子にはお金で苦労させたくない、と思うママも多いでしょう。しかし、家庭の収入が少ないからといって悲観する必要はありません。記事で紹介した数字はあくまでも「平均値」です。参考程度にとらえて、見直すべきところは見直し、家計に合ったかたちで消費・貯蓄していけばよいのです。

2020年度から「幼児教育無償化」が始まるなど、子育てに関しては国や自治体の助成制度も充実してきています。子育てに関する制度について知り、しっかりと利用するようにしたいですね。