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6歳児にかかるお金の悩み。小学校はどれくらいお金がかかる?

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就学援助制度について詳しく解説!

対象となる世帯について

「就学援助制度」は、公立の小中学校に通う児童・生徒で、経済的理由から就学費用を負担できない場合、学用品費や修学旅行費などを国や各自治体が援助する制度です。

対象となるのは「要保護者(生活保護を必要としている人)」と、「準要保護者(生活保護に準ずる程度に困窮していると認める人)」となっています。「準要保護者」に関しては、各自治体によって基準が異なります。

所得制限の参考までに、兵庫県神戸市の場合の基準をまとめました。

2人世帯 176万1千円
3人世帯 223万4千円
4人世帯 266万4千円
5人世帯 304万8千円
6人世帯 361万7千円
7人世帯 412万3千円
8人以上世帯 7人世帯の所得に1人増えるごとに45万5千円を加える

■文部科学省
就学援助制度について(就学援助ポータルサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/05010502/017.htm

■神戸市
平成30年度 就学援助のご案内
http://www.city.kobe.lg.jp/child/scholarship/enter/index.html

補助対象になる主な項目

文部科学省ホームページによると、補助対象となる主な項目は下記のとおりです。
  • 学用品費
  • 体育実技用具費
  • 新入学児童生徒学用品費等
  • 通学用品費/li>
  • 通学費
  • 修学旅行費
  • 校外活動費
  • 医療費
  • 学校給食費/li>
  • 学校給食費/li>
  • クラブ活動費/li>
  • 生徒会費/li>
  • PTA会費/li>
支給時期や金額などは自治体により異なります。参考として、兵庫県神戸市の援助費年間予定額をまとめました。

学用品費・通学用品費(小学1年) 11,420円
学用品費・通学用品費(小学2~6年) 13,650円
校外活動費 2,070円
新入学児童生徒学用品費 40,600円
新入学児童生徒学用品費 47,400円
水泳着費 5,350円
泊を伴う校外活動費 3,620円
修学旅行費 21,490円

■文部科学省
就学援助制度について(就学援助ポータルサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/05010502/017.htm

■神戸市
平成30年度 就学援助のご案内
http://www.city.kobe.lg.jp/child/scholarship/enter/index.html

就学援助の申し込み方法

就学援助を受けるには申請が必要です。多くの自治体では、子どもが在籍する小学校に申込み書類を提出します。その際、所得証明書や児童扶養手当証書などの添付資料が必要な場合もあるので確認が必要です。

基本的に申込期間は決まっていますが、多くの場合、期間を過ぎても随時受け付けてもらえるようです。支給は申込み月、または翌月からになるので、支援を受けるにはできるだけ早めに申請した方がよいでしょう。

一般的な流れとしては、申請→認定→通知→支給となり、支給の際は保護者の指定する口座に振り込まれます。低所得や保護者の急な失職などにより、子どもの就学が困難な場合、積極的に利用したい制度です。まずはお住まいの自治体ホームページなどを確認してみてください。

まとめ

将来の教育資金を考えるとき、一般的には小学校在学中が「貯蓄に適している時期」とされています。しかし、私立に通わせたり、習い事をさせたりすることでかかる費用も変わってきます。

小学校入学は楽しみな反面、経済的に心配というパパママもいると思います。記事で紹介したように、必要な場合は国や自治体の支援制度を利用することもできます。子どもが楽しく小学校に通うことができるように、必要な費用をしっかりと把握して、計画的に資金を準備しておくと安心ですね。
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