就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

ねらいを意識して見立て遊びを!期待できる効果や遊びが広がるコツ

ねらいを意識して見立て遊びを!期待できる効果や遊びが広がるコツ

2歳児は言葉のやりとりで世界を広げよう

積み木を車に見立てて遊んでいたら「車でどこに行く?」とママが声がけをするだけで、子どもは「車を走らせる」遊びから、「車で目的地に行く」という遊びに変化します。目的地を考えたり、それまでの道のりに思いをはせたりと、より想像力を使う遊びへと発展します。さらにママが楽しそうに「ついたら何をしようか?」と声がけをすることで、遊びの世界が広がりますよね。

子どもは興味があるものや心惹かれるものがあると、より楽しそうと感じて遊びの世界に没頭できます。子どもだけでは想像できないことでも、ママの声がけで一気にイメージを膨らますことができますよ。声がけはあくまでもイメージを膨らませるためですので、具体的なイメージを伝える必要はありませんよ。

年齢に合った小道具で好奇心への刺激を

見立て遊びをするためには、物の形や名前が分かることが必要です。例えば1歳台の子どもには具体的な形のおもちゃを渡して、「これはリンゴの形だね。かじるとおいしいかな?」など言いながらかじる真似をすると、理解しやすく遊びやすいですよね。

ですが、想像力が伸びてきた2歳台になると、具体的な形があるとそれに縛られてしまうことがあります。リンゴの形はリンゴでしかありません。赤いボールを渡して、「赤いリンゴみたいね、おいしそう」と言えば赤いボールはリンゴになりますし、「ちがうよ、これはおっきなサクランボ」など別の物に変えることもできます。子どもは何に見えるかなと想像しながら遊ぶこともできますよね。年齢に合わせて選ぶことが大切ですね。

まとめ

1歳半くらいから始まる見立て遊びは、その後のごっこ遊びやなりきり遊びへとつながる遊びです。想像力や表現力が伸ばせますし、好奇心が刺激される遊びとなりますよ。見立て遊びをするためには物をよく観察し、音を聞くといったことも必要なので、視覚や聴覚の発達、さらに観察力や記憶力など多くの力も伸びる遊びにもなります。

ママは子どもの発達に合ったおもちゃを与えたり、子どもが自由なイメージを持てるようにサポートしたりする工夫が必要ですね。ママも子どもと一緒に柔軟な発想を楽しみましょう。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ