就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子育てにリトミックは有効?期待できる効果と教室選びのポイント

子育てにリトミックは有効?期待できる効果と教室選びのポイント

子どもの習い事を検討していると「リトミック」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。リトミックを取り入れると子どもの成長にどのような影響があるのか、またリトミックのレッスン内容の特徴や、教室の選び方のポイントについてご紹介いたします。

リトミックで学べることはどんなこと?

基礎的な運動能力を養う

「リトミックは赤ちゃんのうちから習い始めるとたくさんの良い効果があるらしいけど、いったい何をするのだろう」と興味はもっていても、リトミックとはどのようなものか、子どもにとってどんな効果があるのかわからない、という方は多いのではないでしょうか。

リトミックは「身体を使いながら音楽を楽しむ」ことに重きをおき、音楽に合うように手遊びをする、身体を動かす、楽器を鳴らすなど、音を楽しみながら身体全体で感じて表現することを基本としています。

リトミックはたくさんのメリットを生み出しますが、中でもリズム感が養われることは大切なポイントです。リトミックでリズム感が育つことで運動能力の土台ができ、陸上や水泳などのあらゆるスポーツをするときに役立ちます。

想像力や表現力を豊かにする

絵本を読んだり、先生やお友達とお話をつくったりして、子どもの想像力を刺激する活動がたくさんあります。

物語の中で「こんな音がしたけど何が出てきたんだろう?」という先生の問いかけに対し、低い音のイメージを感じとった子供たちは「ゾウさんだ!」「恐竜だよ!」と、自分の想像した動物になりきり自由に動き回る、なんでことも。曲や音を聞いて動いたり表現したりすることを楽しむ中で、想像力を豊かに育てることができるのです。

悲しい曲では悲しそうに、明るい曲では楽しそうに、と身体を動かすうちに自然と表現する力が身につくのです。身体や言葉で表現するだけでなく、楽器を習い始めて演奏をするときにも、自分の気持ちを音を使って表現できるようになるのです。

協調性や社会性を身に付ける

日頃お家の中で過ごすことの多いお子さんの場合、いつもママが側にいて自分の主張をきいてもらえる場合が多いです。でもリトミックは集団レッスンなので自分の主張ばかりが通らないことも。

みんなでイメージしたことを話し合う、時には意見を衝突させる、折り合いをつけて相手の意見に従って物事をうまく進めるようにする、という経験を積むうちに次第に会話のキャッチボールをするようになり、コミュニケーション能力を高める効果が期待できますよ。

端の人から順番に活動をする、お友達と一緒に音に合わせて身体を動かすなど、グループレッスンの中で周りに合わせて行動するうちに、集団生活をするうえで欠かせない協調性や社会性を身につけていけるのです。

音楽で個性を伸ばす!子どもの表現力をはぐくむ音楽教室のすすめ

PR

英会話やプログラミングなど、子どもにさせる習い事の傾向が少しずつ変化していますが、根強く人気を保っているのがピアノやリトミックなどを学べる音楽教室です。今回は、子どもの個性を伸ばすために音楽教室を選ぶメリットについて、約60年の歴史を重ねる「カワイ音楽教室」のレッスンを取材してきました。

リトミック教室の種類と特徴は?

主宰は専門団体や個人などがある

未就学児の習い事の中でも人気の高いリトミックは専門団体や音楽教室、個人のところまで幅広くあります。

お友達や先生と交流することで様々な経験をしてほしい、リトミックは体験してほしいけれどあまりコストをかけたくない、ママ自身の交流や情報交換もできればいいな、という目的であれば、親子サークルやリトミック講師が個人で経営されている個人教室がおすすめです。サイトがない場合もありますがアットホームな雰囲気のところも多く、たいていはお手頃価格でレッスンを受けられますよ。

本格的な音楽教育のスタートとして位置付けるのであれば大手の音楽教室がいいです。楽器や教材も豊富で、指導力に優れた講師が長期的に音楽の力を身につけられるよう促してくれますよ。

年齢別に設定されているレッスン内容

子どもの発達段階に合わせて最適なレッスンが行えるように年齢ごとにクラスが設定されていることが多いです。

0〜1歳のころは音楽に触れながらママとスキンシップを図ることが中心ですが、2歳ごろからはステップを踏んだりピアノの合図で止まって「即時反応」を楽しんだりします。お友達とも交流し、まねっこや自分なりに表現することが増えますよ。

想像力が伸びる3歳では、音からイメージしたことを絵に描いたり、イメージをふくらませて楽器をリズム打ちしたりしますし、4〜5歳では自分なりに考えてアイデアを出し、体で表現したり楽器や楽譜を使って表現することも学びます。5〜6歳になると自分の声や楽器を使ってより幅広く音を表現できるようになりますよ。

ママも一緒に行う親子リトミック

首のすわったばかりの赤ちゃんから始められるベビーリトミックの教室やリトミックサークル、自治体の子育て支援事業として開催されている親子リトミック教室では、ママも一緒に参加できます。赤ちゃんの身体を優しく刺激したり抱っこしたりすることを通してスキンシップを図り、動物のまねっこ遊びや音のリズム遊びができますよ。

親子一緒に音楽に親しみつつ、子どもが様々なことに気づき成長していく様子を真横で見ることができます。

また、子どもがいるとスポーツを思いっきり楽しむことができないのでストレスがたまっている、ママ自身がリフレッシュできる場がほしい、というママでも、子どもと一緒に通うことでママ自身も身体を動かして楽しむことができますよ。

リトミック教室を選ぶポイントは?

入会前に体験教室があること

リトミック教室を選ぶときには「子どもが楽しめそうな雰囲気だろうか」「有意義な時間を過ごせるか」と気になりますよね。

多くの教室では無料体験やお試しレッスンが用意されています。レッスンの雰囲気や先生と子どもの相性などを見るためにも入会前には体験教室に行くのがいいですよ。入会すると定期的に通うようになるので、教室への行きやすさや施設内にオムツ交換台や洋式トイレなどの設備があるかどうかを確認しておくと安心できますね。

たくさんの教室が周りにありすぎてどこから体験に行けばいいのかわからないという場合には、リトミックを習う目的や施設への通いやすさなどから候補を挙げ、ぜひいくつかの近隣の教室やサークルをチェックしてみてくださいね。
27 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ