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子どもが持っている教育の権利ってなに?きちんと知っておきたいこと

子どもが持っている教育の権利ってなに?きちんと知っておきたいこと

周りと比べずに我が子の成長を見守ろう

子どもが自分らしく育つには、ほかの子と比較しないことです。ママは叱咤激励のつもりで「〇〇ちゃんはもう一人で着替えができるよ」などといってしまうことがありますが、よく考えてみるとそのたびに子どもは「あなたはできないだめな子」といわれているようなものかもしれませんよね。

育児書などと比較するのも同様です。もちろん明らかに発達がゆっくりすぎると感じる場合は医療機関に相談する必要がありますが、ほかと比較せず、わが子自身の成長を見て褒めたり励ましたりする方が、ママの子育てが楽になります。

そして、ママの内心の焦りや失望感を感じてうなだれていた子も、自分自身をしっかりと見てくれることがわかると自信を取り戻し、自らチャレンジし成長していくようになるでしょう。

「いい親」ってどんな親?参考になる本

「いい親」といっても、世の中にはいろいろな考え方があり、一律ではなく正解がわかりませんよね。少し違った観点から子育ての参考になる本をご紹介します。

「子どもは好きに育てていい 親の教育権入門」 西原博史

たとえば国の教育基本法で家庭教育に求めることには「豊かな情操や基本的な生活習慣、家族や他人に対する思いやり、善悪の判断などの基本的な倫理観、社会的なマナー、自制心や自立心を養うこと」などがありますが、それらに振り回されず、親が自分を信じて子どもに向き合い、幸せを考えて育てる方法を考察しています。確かにわが子にあった育て方をパパママが考えることも大切ですよね。

「子どもの権利条約」にも親の指導が尊重されるということが明記されています。

まとめ

子どもの教育の権利で重要なものの一つは、自分らしく育つことです。そのためにいろいろな権利があり、親や国が子どもをサポートすることが明記されています。

でも「親は子どもを適切に指導しなければならない」と改めていわれるとなんだか深刻になってしまいますよね。けれどパパやママの子どもの幸せを願う気持ちが「適切に指導する」ための大切な要素ではないでしょうか。

上にあげた子どもの教育も、普段子どもにできることばかりです。将来の子どもの幸せは、子どもと遊び、触れ合うそのときの幸せと繋がっているのかもしれませんね。
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