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子どもが持っている教育の権利ってなに?きちんと知っておきたいこと

子どもが持っている教育の権利ってなに?きちんと知っておきたいこと

子育てしていて、ふと子どもの権利について考えることはありませんか。ここではユニセフの「子どもの権利条約」を基に、どうしたら子どもの教育の権利を守りながら育てられるのかを考えていきます。さまざまな情報に振り回され過ぎず世界的に求められ尊重されている子どもの権利を知る一助になればと思います。

子どもの権利にはどんなものがある?

健康に生まれすこやかに育つ権利

ユニセフ(国際連合児童基金)は、第二次世界大戦後、親や家を失った子どもを助けるために作られました。そして今では日本を含め190の国と地域で世界中の子どもの命と健康を守り、能力を伸ばすための活動をしています。

1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」には子どものさまざまな権利が保障されており、ユニセフではその内容を実施する活動を行っています。たとえば第6条にはすべての子どもには生きる権利と育つ権利があり、第24条には子どもは、病気になったときやけがをしたときには、治療を受けることができるとあります。

そして親は子どもを健やかに育て、国は子どもの権利のためにできる限りのことをしなければならないという内容が明記されています。

差別や虐待、紛争などから特別に守られる

「子どもの権利条約」には、劣悪な家庭環境や社会情勢、戦争などから子どもが特別に守られる条約もあります。

たとえば第2条には人種・性別・宗教・障害・貧富などによって差別されない権利、第19条には親の暴力や酷い扱いから守られる権利、第23条には障害があっても社会参加をし十分な生活を送る権利があるという内容が記載されています。

また、日本では考えられない話しかもしれませんが、誘拐や人身売買をされない権利、危険な仕事や教育を受けられない仕事から守られる権利、麻薬や性暴力から守られる権利、自国が戦争中でも兵士として連れていかれない権利というものもあります。

大人同様の権利だけでなく、子どもの成長過程に配慮した特別な保護や権利も盛り込まれているのですね。

休んだり遊んだり、自分らしく育つ権利

「子どもの権利条約」には自分らしく育つ権利もあり、下記がその権利の一部です。

・自分の意思や意見を表せる権利
・心身ともに十分に成長できる生活を送る権利
・誰でも等しく教育を受け、進学のチャンスをもつ権利
・学校でみんな同じように大切にされ、仲よくし、自然の大切さを学べる権利
・教育の中で自分のよさを伸ばす権利
・遊んだり休んだり、スポーツや芸術活動に参加できる権利

自分の意見を表現し、よいところを伸ばすことは子どもの権利なのですね。そして条約には「保護者は子どもの発達に応じ適切に指導しなければならない」という内容が記載されています。

そうはいっても具体的に乳幼児期にどのような働きかけをしたらいいでしょうか。その方法について次にご紹介します。

成長のきっかけの子どもの“やりたい”が見つかる習い事を見つけよう

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「幼児教育」「水泳」「体操」「英語」など、子ども向けの教室は多様にある中で子どもに合った教室を見つけてあげたいとスクール探しに悩んでいるママも多いかと思います。今回は、子どもの持つ「個」を大切にしたプログラムを組む『仙台YMCA』をご紹介します。

五感を刺激して脳を活性化する教育

赤ちゃんの五感を刺激する遊びをしよう

赤ちゃんは五感を刺激されることでさまざまな発達をしていきます。この時期にママは赤ちゃんとたくさん関わって遊べるとよいですね。

たとえば見たものをつかむことは生後3カ月過ぎからできるようになるので、目と手の協応性を育むために赤ちゃんの近くでガラガラなどを見せて、赤ちゃんがそれをつかむ遊びをしてみましょう。おもちゃは、ペットボトルにお米やビー玉などを入れて開かないようにきつく蓋を閉めテープを巻けばガラガラのできあがりです。

また子守歌や、「一本橋こちょこちょ」「あたまかたひざポン」などの手遊びは、ママの歌声や触れられる心地よさで、聴覚や触覚が刺激されます。おむつ替えやお風呂後などに遊べば赤ちゃんと楽しく触れ合いながら自然と心身の発達を促せますね。

新生児の嗅覚には自然の香りを教えよう

新生児の嗅覚は大人より鋭く、まだ視覚が未発達な分、匂いで周囲の環境を知っているといえます。新生児はママの母乳や身体の匂いもかぎ分けられるので、ほかの人が抱っこすると泣くこともあります。

ですから、ママが香水をつけると赤ちゃんはママの匂いがわからなくなり、不安を感じることがあります。赤ちゃんにとってママの匂いは安心できる大好きなものなので、もし香水を使う場合は弱めの香りで、赤ちゃんが舐めても大丈夫な添加物の含まれていないものにしましょう。

アロマオイルもできれば控えたり少量にしたりする方がママの匂いを消しません。そして果物や花の甘い香り、草のさわやかな香り、雨の日の匂いなどを小さいうちから少しずつ体験していくと発達によい影響を与えます。

赤ちゃんの舌には薄味から始めよう

赤ちゃんの味を感じる細胞は大人より多いため、離乳食は素材の味や薄味で十分です。食べないからといって味を付け過ぎる必要はありません。早くに濃い味に慣れると、繊細な味が感じられにくくなる場合がありますし健康にもよくないですよね。

また赤ちゃんは甘味と旨味を好むので、早いうちからのお菓子や砂糖の味付けは控え、食物の自然な甘味を味わえるようにし、塩の代わりに昆布やかつおの出汁を使う工夫などをしてみましょう。そして赤ちゃんは本能的に自分に必要な栄養素が分かるともいわれますので、その子の食のペースを尊重することも大切です。

乳幼児期の食経験は将来の健康や発達に影響を与えるといわれます。栄養ばかり気にし過ぎず家族で楽しく食べる経験をたくさんできたらよいですね。

発達する脳に家族ができるプレゼント

黄金期には特にたくさん話しかけよう

乳幼児期は脳の成長の黄金期といわれ、この時期にたくさん子どもに語りかけることが、その後の言語能力だけでなく生涯の学習能力の基礎を作る脳を発達させます。赤ちゃんのうちからたくさん話しかけましょう。やがてママの言葉を真似てどんどん話すようになります。

そしてママは幼児語で話しがちですが、大人に話すのと同じように話しかける方がいいそうです。それは話しの内容が豊富で複雑な方が、語彙を覚え文章の構造を学ぶからです。

また、ある研究ではテレビやラジオから聞く言葉の回数と言語能力の発達には関連がないことがわかりました。赤ちゃんは自分に話しかけられているかそうでないかを区別しているのです。

愛情を持って子どもに話しかけ会話を楽しむことが大切なのですね。
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