𠮟るときに子どもを傷つけない！女の子の場合は言葉で上手に伝えて

2019,12,16 更新

分かっている前提で優しく話す

女の子は基本的に、自分が叱られる理由を分かっています。ママに注意されて「分かってる！」と反発するときも、本当に分かっているケースがほとんどです。

子どもが「分かってる！」と反発心を持つと、注意された内容を理解することが難しくなります。子どもに反発心を持たせないよう、親は「なぜ叱られるのか分かっている」という前提で話しましょう。

また、優しい言葉や口調を意識することも大切です。女の子は言葉の吸収力が優れているため、親が乱暴な言葉で話すとそれを吸収して友だちの前などでマネをすることがあります。

女の子を叱るときは親の言葉選びが反映されやすいことを意識して「本当は分かっているんだよね？」と優しい口調で話し始めるようにしましょう。

コミュニケーションをとって注意点を伝える

女の子を叱るときにはコミュニケーションも大切です。特に相手の気持ちに訴えるようなコミュニケーションをとることで、心に響きやすくなります。

例えば注意をするときに「そうしたくなる気持ちもわかるよ」と一度肯定して、気持ちを受け入れてから話をすることで、女の子の方も安心して親の話を聞くことができます。

また「そんなことをしたら◯◯だからよくないよ」と説明するような話の仕方よりも、「そんなことをしたら、かわいそうだからやめようね」と気持ちに訴える方が、女の子は他人の気持ちに敏感な傾向があるため心に響きやすいようです。

ときには「今日は疲れて優しくできなかったかな？」と、気持ちを楽にする言葉をかけることも効果的ですよ。

まとめ

親は子どもを正しい方向に導くため、ときには叱る必要があります。特に子どもが危険なことをしたときや周囲に迷惑なことをしたときで、そのほかにもしつけなど、親の価値観で叱ることもあります。

叱るとき、親はつい感情的になりがちですが、感情に任せた叱り方では子どもを萎縮させたり不信感を与えたりする恐れがあるので気をつけましょう。

叱り方は性別によりポイントがあり、女の子を叱るときには気持ちに訴えるような言葉を使うと伝わりやすくなります。記事を参考に、親のイライラが減る叱り方を心がけてくださいね。