子育てにおける食べ方のマナー。子どもに習慣づけるためのコツ
子どもにマナーよく食べて欲しい気持ちはありますが、厳しく注意をしすぎて食事嫌いになってしまったらママも困りますよね。食事は毎日のことなのでよいマナーを習慣にしてしまえばママも子どもも楽になります。食事のマナーが身につくコツ、声のかけ方を紹介しますので参考にしてください。
食事のマナーを習慣づけるためのポイント
きちんと座って食べることを習慣づける
3歳以上なら注意をすれば分かりますが、子どもはすぐに飽きたり忘れたりしてしまいます。また注意をしても気持ちが盛り上がるとすぐにまた動き出してしまう子もいると思います。その都度、根気よく注意するようにしましょう。
食事前後のあいさつを習慣づける
また、食事前の挨拶をすることによって今から食事の時間だということを、より子どもに意識させることができます。食事前に遊んでいても「いただきます」をすることによって、頭の中が遊びから食べることに切り替えやすくなります。メリハリをつけるためにも食事前後の挨拶は、親子で一緒に大きな声でしっかりするようにしましょう。
きちんとした姿勢で食べる習慣をつける
小さな子どもの場合、テーブルが高すぎるのも姿勢が崩れる原因になります。テーブルの高さがあっておらず食べにくそうなら、クッションや座椅子などで調節してあげてください。
また子どもは大人が食べる姿を真似してしまう場合があります。子どもの姿勢を注意する時はまず自分の姿勢にも気をつけてましょう。子どもとお互いに姿勢チェックをしながら食べると、いつのまにか正しい姿勢が身についているかもしれませんよ。
子どもの食べ方でママが気をつけること
食事の時間は30分を目安にしよう
時間内で食べられるように、嫌いなものは子どもが食べやすいように工夫して出したり、食事の量を調節したりしてあげましょう。「時計の針が〇に来たらご飯はおしまいだよ」と子どもと一緒に確認してから食べ始めるようにしてみるのもよいですよ。子どもも時間内に食べ終わることができれば自信がついて、次の食事から時間を意識して食べようという気持ちになるかもしれません。
ママも一緒に食事をしよう
どうしても一緒に食べることが難しければ、一緒に席についたり声掛けをしてあげるだけでも大丈夫ですよ。ママが見てくれていると思うだけで子どもは楽しく食べられますし、マナーよく食べようと思うきっかけにもなります。
食事をする最適な環境を準備しよう
また、早く食べ終わった人が先に席を立ってしまうのも、子どもが気になってしまうのでよくありません。食事の時間は、一緒に食べる人がみんな食べ終わるまで、立ち上がったり遊んではいけないということを、ママや家族がお手本になって教えてあげましょう。
食べ方がきれいな子どもにするために
食べ物を口にいれたまましゃべらない
3歳以上の子どもにならなぜ口に入ったまま話してはいけないのかを説明して、自分の意志でやめるように促してあげる方がよいかもしれません。
2歳以下の子どもは説明しても理解するのが難しいかもしれませんので「お口の中のご飯がなくなったらおしゃべりをしようね」「ママもごっくんしてから話すよ」などの声かけをしてあげると子どもにも分かりやすく伝わりますよ。