イギリスの幼児教育を知ろう!チャイルドマインダーについても紹介
イギリス発祥のチャイルドマインダーとは?
チャイルドマインダーの歴史と仕事内容
働く女性たちの子どもを他人が自宅で保育するという形式は今も変わりません。しかし、預かる側の保育環境に大きな差がでないように、現在では協会の定める研修を修了した人でないとチャイルドマインダーとして働くことができない仕組みになっています。
チャイルドマインダーとベビーシッターの違いは、ベビーシッターはただ、子どもの世話をするだけですが、チャイルドマインダーはその子の性格を見極め、しつけも含めた保育をしてくれるようです。
イギリスの家庭保育者の7割が利用している
チャイルドマインダーは0歳〜12歳までの子どもを受け入れ、1施設の定員は最大で5名までです。定員は年齢によっても異なり、0歳児を預かる場合は1人しか受け入れることができません。
保育園とは異なり集団ではなく、少人数制の手厚い保育が人気の理由の1つです。毎日同じ人が継続的に子どもを保育するという環境は、保育者は第2の母のような存在となり、子どももリラックスして過ごすことができるでしょう。
保護者はチャイルドマインダーと事前に子育ての方向性を話し合い、その意見を保育にも取り入れてくれるようです。
気になる費用と利用方法
日本ではイギリスのようにチャイルドマインダーの家に子どもを預けるのではなく、ベビーシッター形式となってしまいますが、チャイルドマインダーの資格を持った人に子どもを預けることができます。
ネットで「チャイルドマインダー+お住いの地域名」を検索するとチャイルドマインダーの資格をもったベビーシッターさんを探すことが可能です。
料金や利用方法は様々です。派遣会社を通してお願いする場合、料金は1時間1,500円くらい、基本的に予約制です。
まとめ
非認知能力といわれる能力を伸ばすことが重要だという考えが世界中に広まっています。イギリスの幼児教育では、この非認知能力を伸ばすとともに、座って授業を聞くなどといった小学校入学までに必要な能力を身につけることにも力を入れているようです。
レセプションクラスやチャイルドマインダーなど、日本にはない制度もありますが、幼児に対する接し方など、取り入れられる所は取り入れて育児をしていきたいですね。
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