【第4回】幼児教育をアップデート!幼児教育×総合スポーツの21世紀型スクール
日常生活の中にも取り入れられるメソッド
どんなプログラムを行なっているの?
biima sportsは「サッカー」「野球」「バスケ」「体操」などのスポーツを用いて運動能力に繋がる「バランス能力」「リズム能力」「足位能力」「識別能力」「反応能力」「連結能力」「変換能力」が成長するプログラムが作られています。
スクールの時間は、子どもが楽しめることを大前提にどう全力を出し切らせるかをポイントとし、時間を区切らずにやり続けると疲れてしまうので「10秒しかやらないから全力で逃げよう」と具体的なルールを設定し、全力で行える環境作りをし運動能力の成長へ繋げています。
5人の子どもに対して、1人のコーチを配置をしています。このようにマンツーマンに近い環境にすることによって「できた瞬間」「チャレンジしてみようと一歩踏み出した瞬間」を見逃さずに声をかけてあげることで、自己肯定感を高めるための環境になっています。
1カ月のサイクルで毎月設けているテストに向け、スクールの時間だけでなく、家での練習もセットに宿題が設計されています。スクールだけで教育を完結するのではなく、家庭での一次教育の促進も考えられており、親子で過ごす時間を増やしながら進めていけるかというところも非常に大事なポイントとして考えた宿題設定になります。
スポーツと幼児教育という形になるので、スポーツを通じて非認知能力を育てることも合わせて行なっています。特にPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を回していくためのプログラム構成になっており、社会人がやっているビジネス研修、リーダーシップ研修という内容を子ども版に落としこんで、一人ではなくグループで課題を解決するようなコンテンツになっています。
日常でも自己肯定感を高める明確な設定
ひとりひとりに課題を設定をすることで、圧倒的に成功体験が増えていきます。一律で同じ設定をしてしまうと、できる子はできるけど、できない子はずっとできないで終わってしまい、「頑張ってもできない」と感じるようになってしまい、そこからスポーツが嫌いになったり、ネガティブな気持ちを持つようになってしまいます。
スポーツに限らず、日常の生活の中でも自己肯定感を育てることはできます。例えば子どもがお絵描きをして、ママ見て上手に絵が描けたよと持ってきたときに、頑張ったねと声をかけることはできますが、「色んな色を使って上手に描けたね」「この時間でこれだけ書けたんだ。すごいね」と、より具体的に言葉をかけることが大切になります。この時期にすごく強いといわれる子どもの承認欲求を、満たしてあげることにも繋がります。
具体的に褒める、目標設定をすることを意識的にしていくことで、日常生活の中でも、子ども達が成功体験と成長実感を感じながら自己肯定感を高めていくことができるかと思います。
チャレンジすることが成長の一歩
「子どもたちのチャレンジは大人からみると「もっとこうすればいいのに」「危ないからやめておきなよ」と言いがちじゃないですか?先回りして。それをグッとこらえることが子どもの成長にはすごく大事になってきます。」
チャレンジしたことは失敗しても、前に進んだ結果であり、できないことを知ったねということになります。失敗はネガティブなことではなく、別の方法を考えよう、どんな方法があるのか寄り添って一緒に考えることで、子どもたちの中で、PDCAサイクルが思考スタンスとして確立ができ、21世紀に活躍できる人材として成長していけます。
日常の生活の中でも、楽しみながら様々体験をさせることを意識するだけで、子どもが大きく成長するきっかけを与えることができます。
まとめ
体を動かす子どもたちが楽しみながら体験ができるスポーツを幼児教育の一つのツールとして大人への成長までを考えられている「biima sports」の取り組みは、子どもの可能性を伸ばすための土台つくりに最適な習い事だと感じました。
監修
非認知能力、基礎運動能力、自己肯定力、3つの能力の成長を最大化を目的とした21世紀型総合キッズスポーツスクールのマネージャー。