子どもの知育にオススメ!子どもから大人まで楽しめるボードゲーム
アプリやテレビゲームなど、子どもが夢中になるゲームはたくさんあります。ただ視力が悪くならないか、ゲーム中毒になってしまうのでは、などテレビゲームのやりすぎには不安も感じるもの。今回は、ゲームはゲームでも「ボードゲーム」に注目!家族や友達と遊べるボードゲームでいろんな力を身につける機会にしてみませんか?
子どもの力を楽しく育てる「知育ゲーム」
知育おもちゃ、知育ゲームとは?
考える力が育つと、何か問題が起こったとき、状況を正確に把握し、過去の経験や自分の考え方などと関連付けながら、一番よい答えを導き出そうとすることができます。ただ「考える」ためには、脳のシナプス量や神経回路の複雑さも必要で、それを作るためには、脳が成長する幼児期に脳に刺激を与えることが大切なのです。
「知育おもちゃ」「知育ゲーム」は、子どもが興味を持って、楽しみながら、脳を刺激できるよいアイテムなのです。
知育ゲームにはどんなものがある?
昔から「知育おもちゃ」としてオススメされている積み木の場合、集中力、想像力、バランス感覚を育てるといわれています。また、アプリやテレビゲームなどのデジタル分野では、知育カードのように絵と名前を覚えたり、これから先の需要が見込めるプログラミングの基礎を楽しく学べるものなども揃っています。
「知育おもちゃ」「知育ゲーム」については、専門で取り扱うお店も多く、子どもにあったものを選んでくれるところがほとんどです。「知育」に興味がある人は、お店に行って話を聞いてみましょう。
ボードゲームで育つ力はどんなもの?
「ボードゲーム」はボード上にコマやカードを置いたり、動かしたり、取り除いたりして遊ぶゲームで、小さな子どもから大人まで、家族みんなで楽しめるものです。よく知られているオセロや人生ゲームなどもボードゲームの1つです。
ゲームに勝つために、運だけでなく、戦略や戦術が必要になるため、先を読む想像力、周囲への観察力、洞察力、戦略を考える発想力、チャンスを見逃さない判断力など「考える力」を身につけることができます。普段の生活の中だけでは身につかない力を、ゲームを通じて楽しく育むことができます。
子どもの年齢で選ぶ、おすすめボードゲーム
2歳から楽しめる知育ゲーム
体や言葉も発達する時期なので、大きなコマをつかんで動かしたり、色や形を使ったゲームがおすすめです。ただ発達に個人差が出たり、子どもの自我が育ち始め、好みも生まれる時期なので、子どもの興味を考えながら、無理なく集中できるものを選んであげるとよいですね。
ゲームを通じて「できた!」という達成感を感じると、またやりたい気持ちにも繋がります。
3・4歳から楽しめる知育ゲーム
この時期は、周りの環境から様々なことを学ぶ時期で、ゲームをして遊ぶ環境の中で「順番を守る」など、遊びの基本ルールを知り、ルールを守って遊ぶことの楽しさをみつけられるようになります。また「負けて悔しい」などの感情の体験をしたり、コミュニケーション能力も育っていきます。
ボードゲームでは、小さい子でも楽しめる「運」の要素が強いゲームから、記憶力や判断力などの「力」が必要になるゲームも少しずつ楽しめるようになります。
【Haba(ハバ)】子やぎのかくれんぼ
ドイツHABA(ハバ)社の「狼と七匹の子やぎ」をモチーフにしたかわいいおもちゃで安全性にもこだわった、その上シンプルなルールで小さいお子さまから愛されている「子やぎのかくれんぼ」です。
5・6歳から楽しめる知育ゲーム
集団生活の中で自分の意見を伝えたり、人の意見を聞くなどのコミュニケーション能力が大きく育ちます。遊ぶゲームも、規則やルールがしっかりしていたり、数人のグループでできるゲームを楽しめるようになります。手先の運動も確実になり、自分の頭の中で考えたイメージを表現できる立体パズルなども人気です。
論理的な思考をするようになり、学ぶことの楽しさもだんだん知っていく時期で、知的な興味を満たす遊びにも興味を示します。小学校に上がる前になれば、身体能力も成長し、スピードや手先の器用さ、判断力などが必要なゲームも楽しめます。