英才教育はいつから始める?英才教育のメリットと教育の考え方
子どもに賢くなってもらいたいと思う親は多くいます。そこで、英才教育、早期教育とよく耳にしますが、早くから始めればよいのでしょうか?小さなうちからの英才教育について、親子で行ってもらいたいこと、英才教育のメリットやおすすめの教育方法をご紹介します。
英才教育は早く始めた方がいいの?
脳は自然と成長するように組み込まれている
人間の脳は、成長していくうちにいろいろな経験を経て自然に発達していくものです。焦って早いうちから子どもに勉強を教えても自然の成長に逆らいどこかで無理が生じるものです。
詰め込んだ教育を行うのではなく、脳の成長にあわせその年齢でできる最大限のことをやっていくのが子どもの脳の成長を早める近道に繋がるのではないでしょうか?
早期に始めればいいというものではない
友人Aさんの子どもも1週間のうちほぼ毎日習い事をしています。水泳、ピアノ、くもん、書き方教室など大人が聞いても大変そうです。
早くからいろいろなことを身につけさせたい気持ちも分かりますが、詰め込み教育という環境では子どもの心や思考力などがうまく育たなくなる可能性があります。早期英才教育のまえに、子どもの好奇心を引き出してあげることを優先してみましょう。
個人差があるから焦る必要はない!
より多くのことを体験、経験させてあげることによって、子どもの興味や好奇心が目覚めていきます。興味があることはドンドン吸収していくので、無差別にいろいろなことを詰め込むよりも子どもにとってストレスなく成長していけるのではないでしょうか?
その素質や才能を見極めて伸ばしてあげるのがよいと思います。今は、遺伝子検査で才能を知ることもできるようですよ。
早期英才教育のメリットはどんなこと?
子どもの右脳の発達が促される
生まれてから3歳までは右脳が優位に働き、それ以降は左脳が優位に働くようになると脳科学の研究で分かっているようです。なので、3歳までの経験や早期英才教育によって右脳を刺激することで、発達に関係してくるそうです。
赤ちゃんは英語のLとRを聞き分けたり、ママと別に人を区別できたりと生まれ持った能力があります。もともと持っている能力も使う機会がなかったり、使う環境にいないと消失してしまいます。早期英才教育などで脳を鍛えると、記憶力・考える力・想像力など子どもの力を伸ばしてあげやすくなります。
勉強への苦手意識がなくなる
子どもが勉強嫌いや苦手意識を持つのには理由があります。多くは、勉強で分からないことがありつまづいて、分からないまま先に進んでいってしまうので余計に分からないという負のスパイラルに陥ってしまうことが原因ではないでしょうか?もちろん勉強を強制されても嫌いになるでしょう。
小さなころから習慣にしていることで、分からないときの対処の方法や机に向かうということを強制しなくてもできるようになるかもしれません。
教育を通して親子の絆が深まる
ママやパパと一緒に取り組むことで子どもはより勉強への意欲も高まるのではないでしょうか?教育といっても、外の教室などに習いに行くだけでなく、家でできることもあります。
数を数えられるようになったら、食べものやおもちゃなどを使って、「あと何個で5個になるかな?」と数に親しませるだけで、子どもは算数の勉強とママやパパとのコミュニケーションがとれ一石二鳥。親子で有意義に時間を過ごせると思いますよ。
おすすめの英才教育のやりかたは?
遊びのなかに取り入れて実践
歌も同様に簡単で実践しやすいでしょう。ピアノなどがあれば、弾きながら行うことで音感が鍛えられます。歌でも英語の歌を取り入れるのがおすすめです。音程に乗せることでより記憶に残るようになるでしょう。歌に合わせてダンスも取り入れてみると、リズム感や集中力が身に付きます。
ボール遊びや折り紙、積み木など手を使う遊びも積極的に取り入れたいですね。指を使うことによって脳が刺激されます。