子どもを我慢強くする育て方とは?我慢の教え方と気を付けること
子どもの心を枯らさない為に気を付けること
人格や存在を否定する言葉を使わない
だからといって子どもに対して、人格や存在を否定する言葉を使わないでください。「ほんとにダメなんだから」などと全否定されたら、誰でも悲しい気持ちになりますよね。
人生経験が少ない子どもが、信頼しているパパやママにそんな言葉をぶつけられたら、ショックですし、かなり長い間尾を引くでしょう。パパやママとの信頼関係も崩れてしまうかもしれません。
我慢を覚えるのは、周りの大人のためではなく、その子ども自身のためです。子どもを不用意な言葉で傷つけるのは本末転倒ですよね。【人格や存在を否定する言葉を使わない】ぜひ心に留めておいてください。
少しでもできたときはしっかり褒める
我慢しようと努力した場合も、忘れずに褒めてあげてください。「〇〇ちゃんは順番守ろうとして、頑張ったよね。今度はちゃんと守れるといいね」などと、経過もちゃんと見ていてくれることがわかれば、子どもは次はもっと頑張ろうと思ってくれるはずです。
むやみやたらと褒めると、子どもにも心がこもっていないことがバレてしまいますし、褒められるために行動するようになる場合があります。子どもの姿を見ていれば、褒めるべきときはわかりますから、心を込めて褒めてあげましょうね。
子どもを信じる心を忘れない
子どもを信じる心を忘れなければ、子どもが我慢を覚える過程をちゃんと見守れることでしょう。我慢をさせ過ぎるのも、甘やかしてしまうのも結局は子どもを信じきれていないからなのかもしれません。
「この子は大丈夫」そう信じていれば、子どもを見守りながら、気持ちを受け止めてあげることができるようになります。そうなると子どもの方でも、パパやママのことを人生のパートナーとして信頼してくれるようになります。
子どもが我慢を覚えるには、子どもを信じる気持ちを忘れないことが大切なのです。親子の信頼関係もきっと強くなりますよ。
まとめ
大人になってから急に我慢を覚えようとしても難しいでしょう。子どものときから、パパやママに我慢を教えてもらえれば、それはとても幸せなことなのです。
時間がかかって大変でしょうが、かわいい子どものためです。そこは大人が我慢をしてあげましょうね。