教育に旅行を活かす。その効果とおすすめの旅先をご紹介
子どもに色々な刺激や経験をさせてみたいので、教育の一環として旅行を考えているママやパパもいることでしょう。子どもを旅行に連れていくことによって教育面でどんな影響があるのか気になりますよね。そこで今回は、教育に旅行を活かすメリットと、おすすめの旅先などについてお話しします。
子育て中に旅行する教育上のメリットとは
広い世界を知ることで前向きになれる
言いかえれば、非常にせまい世界の中で子どもは毎日を過ごしているのです。旅行により、旅先で日常生活では出会わないような人たちとコミュニケーションをとったり、色々な経験をしたりすることができます。
広い世界を知ることで、家の外には色々な価値観や文化があることを知り、小さな概念にとらわれることなく何事にも前向きにチャレンジしていく精神が育っていきます。
子どものうちから社会性を養える
旅先では、ママやパパなどの家族以外の人とコミュニケーションをとる機会が多いので、自然と社会性を養うことができます。家の中では自由に遊ぶ子どもも、たとえば飛行機の中では大きな声を出して騒いだりせず、大人しく自分の席に座っていなければなりません。
それを見守るママは内心ハラハラかもしれませんが、どうして静かにしなければいけないのかを子どもにきちんと説明するようにしましょう。最初は落ち着かない子どもも、旅行の回数を重ねるうちに、旅先では驚くほど成長した姿を見せてくれるようになりますよ。
旅行を通して家族が一つになれる
土日などお休みの日は、パパも仕事で疲れているので、なかなか思うように子どもの相手をすることができないケースもあると思います。
家族で旅行をすると、一日一緒に過ごし、ともに色々な経験をするので、家族内でのコミュニケーションがいつもよりも密接になります。未知の土地に家族で行くことによって団結心も生まれますよ。
このように旅行を通して家族が一つになれるのは、家族旅行の大きなメリットです。最近ちょっと子どもとの接点が少ないなと思ったら、次のお休みに旅行を計画してみてもよいですね。
子育て世帯が教育のために旅行するなら?
自然を感じ本物に触れる体験ができる場所
これまで、子どもがTVでしか観たことのないような自然を体感できる目的地を探してみましょう。海を見たことがない子どもには、海のあるところもよいですね。実際に浜辺に打ちよせる大きな波をみると、その迫力にびっくりしてしまうかもしれません。
もしくは絵本やTVなどで動物をみるのが好きな子どもには、サファリパークや牧場もよいかもしれません。普段から子どもがどんなものに興味を持っているのか、観察してみるようにしましょう。
様々な挑戦や発見が味わえる体験型施設
【科学館】
実際に触ったり、体を使って楽しみながら科学の世界を楽しむことができます。子どもの「どうしてこうなるの?」という疑問の答えも見つかるかもしれません。
【キッザニア】
キッザニアでは、警察官、裁判官、飛行機のパイロットやパン職人など様々な職業を疑似体験をすることができます。将来なにになりたいのか、子どもの夢も広がります。
【農業体験】
どのように野菜などが作られているのか、実際に農作物を観察し、農業に参加することによって食べ物の大切さを学ぶことができます。子どもの食育にぴったりです。
語学力を身に付けたいなら海外旅行へ行こう
たとえば、子どもが英語に興味があるのなら英語を話している国、フランス語に興味があるのならフランス語を話している国というように、言葉別に目的地を決めてもよいですね。旅行をきっかけに、子どもの語学取得のモチベーションもアップするかもしれません。
目的地が決まったら、渡航に向け必要なワクチンはあるのか、子連れでも治安は大丈夫かなど外務省海外安全ホームページでチェックするようにしましょう。初めての海外旅行の場合、まずはフライト時間の短いアジアから始めるのもおすすめです。
旅行準備から教育のための子育てが始まる
子どもと一緒に日程を考えよう!
まずは子どもと一緒に日程を考えてみたいですね。ガイドブックを用意して、写真を見せながらどこを訪れたいのか、なにをしてみたいのか、子どもの意見を聞いてみましょう。
チャレンジしてみたいこと、行ってみたい場所などたくさんあるかもしれませんが、あまり予定を詰め込みすぎると、子どもも大人も体力的に大変になってしまいます。ゆとりをもった日程を立てるように心がけましょう。
行ってみたい場所など優先順位をつけてリストアップし、余裕があったらここにも行こう、というようにあらかじめ決めておくのもよいですね。