テニスで子どもの体やメンタルが育つ!習うメリットや適齢期を知ろう
テニスは、年齢や性別を問わず人気があるスポーツです。広いコートを走り回るので運動神経が磨かれるのはもちろん、脳の発達にも役立つとされ、子どもの習い事としても注目を集めています。この記事では、テニスを習うメリットとともに、レッスン内容や必要な道具、費用などについてご紹介していきます。
テニスは子どもの心身を育めるスポーツ
体を動かすことで身体能力や脳が育つ
それだけでなく有酸素運動のテニスは、脳を育てる効果もあることをご存知ですか?実は、色々な研究で、記憶を司る海馬は有酸素運動によって大きくなることや継続的な運動は脳の認知能力を高めることがわかっています。
さらに、運動には認知能力を強化するために必要な神経結合を増やす作用や、ドーパミンやセロトニンなど感情や思考に関係する神経伝達物資の分泌を促す効果があるとされています。テニスを習えば、身体能力だけでなく脳の働きも高められるでしょう。
練習や試合を通して精神的にたくましくなる
またテニスの試合の多くは長丁場になるため、その間、集中力を欠くことなく試合を続ける力が必要になります。さらに、ミスしたときにどのようにカバーするのか、ピンチが訪れたときにどう立て直して攻めていくのか、自分で考えて自分を制していく力も不可欠です。
このように、テニスは練習や試合を通してメンタルが鍛えられ精神的にたくましく成長できるスポーツです。
テニスを習い始める適齢期と練習内容は?
テニススクールは4歳ころからの募集が多い
就学前のタイミングで始めると、初めからいきなり本格的なテニスをするわけではありません。まずはテニスの楽しさを知るため、遊びながらラケットを使った簡単な動きを練習するスクールがほとんどです。小学生以上になれば、ラリーやボレーといったボールを打ち合う練習や実際の試合が始まってくるようです。
テニススクールでは見学会や体験会を行っているところもあるので、申し込む前に一度体験してみるとイメージがつかみやすく安心して始められるでしょう。
成長に合わせてレッスン内容も変わってくる
そのため、最初はテニスに親しむことに重点を置き、遊びの中でテニスの動きにつながる動作や感覚を身につけられるような指導が中心となるでしょう。小学校入学となる6歳以降は、個々人の筋力や体格・レベルに合わせた内容に発展していきます。
成長するほどテニスの細かなルールを覚えられるようになり、コーチのアドバイスもきちんと理解できるので、対戦形式を取り入れながら技術や精神力を磨いて本格的にテニスを楽しめるようになるでしょう。
テニスを習うのに必要な道具やかかる費用
子どもの体に合ったラケットやシューズ
これらは、どれも子どもの体に合ったものを選ぶことが大切です。特にシューズは転倒などの怪我を防止するためにも、足のサイズにぴったりと合ったものを選んでください。
一式揃えるにはそれなりに費用がかかりますが、スクールによっては入会特典としてラケットやシューズのプレゼントがあったり、レンタルが可能だったりします。こうした特典を活用すれば、費用を抑えて習い始められるでしょう。
年齢やレベルに比例して費用も上がる
また小さいうちは力が弱いため、ガット(ラケットに張る糸)が切れることはほぼありません。しかし、成長とともに力がついてくるとガットが切れやすくなり、張り直しが必要になります。さらにシューズも、日々の熱心な練習によって靴底が摩耗します。靴底のグリップ力は不可欠なので、サイズアウトしていなくても靴底がすり減れば購入の頻度が上がってしまうのです。
このように、月謝以外に細々と費用がかかっていくことは心得ておきましょう。
まとめ
多くのテニススクールは4歳ころから受け入れているため、見学会や体験会、入会キャンペーンなどを積極的に活用し子どもの様子を見ながらスタートしてみてください。