子どもの心技体を磨ける剣道!習える年齢や費用の不安を解消しよう
子どもの習い事の一つに剣道を考えているママもいるでしょう。武道を習うと、日本らしい文化はもちろん、きちんとした礼儀も学ぶことができるのでおすすめです。そこで今回は剣道を習うのに適した年齢や条件、剣道により期待できる効果や必要な道具および費用などについてご紹介します。
剣道を習うのに適した年齢や条件はある?
受け入れ年齢は小学生からの道場が多い
幼稚園生ぐらいからもできないことはありませんが、ちょうどよいサイズの用具が揃わなかったり、竹刀が大きすぎて上手に握れなかったりするので、きちんとした道具を使って習う場合は、小学生未満の子どもには少し難しいかもしれません。
ただ、道場によっては小学生未満の子どもが剣道に慣れ親しめるよう、ソフトチャンバラ用の刀を使って指導するところもあります。まだ幼稚園生だけれどどうしても習わせたいといった場合は、そういった道場を探してみるのも一案です。
体格や性格よりも子どものやる気が大事
道場では体格、性別に関係なく様々な子どもが剣道を習っています。剣道は誰でも平等に戦える競技の一つです。体が小さいから、大人しいから、女の子だからといった理由で諦める必要はありません。
剣道を習い始めることにより、体格が小さく内向的だった子どもが何事にも自信を持って取り組めるようになったり、大人しかった女の子が活発に行動できるようになったりと、よい効果を期待することもできます。
剣道により期待できる効果と気になる点
礼儀作法が身につき体と心が鍛えられる
剣道を習うと、まずは神聖な場である道場に入るときの挨拶、練習と試合前の礼、終わった後の礼など礼儀の基本を師範から学びます。最初は訳も分からず形から入る子どもがほとんどですが、道場へ行くたびにこういった礼儀を実践することにより、次第にそこに感謝や相手を敬う気持ちが伴うようになります。
また、夏の暑い日も武具を身に付けて練習し、冬の寒い日でも素足で練習することにより忍耐力も身に付き、体も鍛えられますよ。
防具や道具の匂い、慣れない痛さなどが難点
また剣道の防具は頭、手首、胴体をカバーするようになっているのですが、間違って防具でカバーしていない部分を打つこともあります。打たれると、今までに感じたことのないような痛さがあり、慣れるまでは子どもが痛がることもあります。
防具や道具の匂い、慣れない痛さなど仕方がないこととはいえ、剣道をするときには避けられないことなので注意しましょう。
剣道を習うのに必要な道具とかかる費用
まずは竹刀があればOKという道場もある
竹刀本体だけでなく、竹刀を収納する竹刀袋や竹刀の柄と刀身の間につけるつば、つば止めも揃えるようにしましょう。胴着は綿やポリエルテル素材があり、綿は汗を吸収しやすく洗うと縮んだり乾きにくかったりします。ポリエステルは速乾性に優れているので手入れがしやすいというメリットもあります。
剣道を習うのに必要な道具一式を揃えるには5万円ほどかかりますが、教室によっては袴や防具を貸してくれるところもあります。始めたばかりのころはジャージで十分というケースもあります。詳しくは直接道場で確認してみましょう。
道場によって幅があるが月1万円以内が相場
地元の学校の体育館を借りて剣友会などが稽古をする場合は、個人の道場に比べ月謝は安くなりますが、放課後や土日など学校の生徒が使わない時間になるので、稽古時間の融通がつきにくいです。
警察署の少年剣道会で習うとボランティアで教えてもらうことが可能ですが、父母会などによる運営費として少額のお金を求められることもあります。保護者が当番をすることもあるので要注意です。
まとめ
月謝も個人道場、剣友会主催の稽古、警察署でのボランティア稽古などによっても前後してきます。まずはどこで剣道が習えるのか、情報収集をしてみて下さいね。