子どもの食べ方が気になる!正しく食事をするためのマナーと声かけ
お茶碗とお箸を正しく持つことも食事マナー
お茶碗は手で持つ・添える習慣を身につける
机にお茶碗を置いたまま食べるのは見た目も姿勢も悪くなってしまいます。小さいうちからお皿を手で持つ・添える習慣が身につくように根気よく注意していきたいですね。
お皿を選ぶ時は子どもの力でも持てる軽い素材で、持っても熱くない耐熱素材のものがオススメです。自分専用のお皿を持つことで子どものやる気に繋がります。
ある程度の年齢になったら陶器のお皿に変えてあげると、物の扱い方や壊れないように気をつけることを覚えていきます。2歳くらいから陶器に変えるというママも多いようです。
振り回さないで!お箸のマナーから伝えてみよう
ゆえに小さな子どもにとってはお箸を正しく持つことが難しいため、2歳になったからといって無理に周りに合わせてお箸を持たせる必要はありません。子どもの成長に合わせて練習していけばOKです。
お箸を上手に持てない間は持ち方ではなく、お箸のマナーから教えてあげるのもいいですね。「お箸はとがっているから振り回しちゃダメだよ」というようにお箸を使ってやってはいけないことを一つずつ教えていきます。
お箸だけでなく、フォークやスプーンでお皿や机を叩いて楽器のように遊ぶ子には「おもちゃじゃないからやめようね」と注意し、守れたら褒めてあげましょう。
パパママは大丈夫?お箸使いのタブー
箸渡し…お箸からお箸へ食べ物を受け渡すこと。
刺し箸…おかずにお箸を突き刺してとる。
探り箸…お箸で食器の中をかきまわして好みの物を探す。
迷い箸…何を食べるか迷って料理の上でお箸を行ったり来たりさせる。
寄せ箸…お箸で食器を引き寄せる。
舐(ねぶ)り箸…お箸についたものを口の中に入れて舐め取る。
かき箸…お皿に口をつけてお箸で食べ物をかき込む。
握り箸…お箸を握りながらその手でお皿を持つ。
お箸使いのタブーは他にもあります。子どもの成長に合わせて一つずつ教えていきたいですね。
まとめ
食事のマナーだけではないですが、子どもは一度注意されただけでは直らないことも多いので、気づいたら注意をしてあげて、正しいマナーで食事をする習慣を身につけさせるようにしましょう。
しつけを意識しすぎてパパやママが怒ってばかりでは食事の時間が嫌いになってしまう子もいます。根気よく教えていくことと、できたら褒めてあげることを大切にしたいですね。