6歳児を子育てしながらできる教育とは。入学までにやりたいこと
6歳児は、幼児期(1歳~就学前)から学童期(小学校在学の期間)に移行する年齢です。成長、発達過程においても大変重要な時期でもあります。一般的に6歳ではどんなことができるようになるのか、小学校入学前にどこまでできていればよいのか、6歳児への教育法について紹介していきます。
6歳児の成長と入学前までにやりたいこと
生活習慣を身につけよう
【入学前に身につけたい生活習慣】
- あいさつ
- 早寝・早起き
- 着替え
- 時間を守る
- 歯磨き
- 手洗い・うがい
- 整理整頓
- 持ち物確認
- 食事を残さない
- 正しく箸が使える
- 自分が食べた食器をさげる
- 自分が汚したところを自分で掃除する
- 脱いだ靴を揃える
- 脱いだ服を片付ける
- おもちゃを片付ける
- 寝る前、出かける前にトイレにいく
- テレビやゲームの時間を決める
こんなに分かる、ことばと理解力
【入学前に学んでおきたいこと】
- 自分の名前・年齢・誕生日をはっきり伝えられる
- 100までの数字が数えられる
- 数字の読み書き
- 一桁同士の足し算引き算
- ひらがなの読み書き
- カタカナの読み書き
- 時計(何時、何時半程度)が読める
- カレンダーが読める(日付、曜日)
ここまで出来たら嬉しい運動能力
【入学前にできるとよい運動】
- けんけん(片足跳び)
- 片足立ち
- スキップ
- 500mくらい走り続ける
- 鉄棒…前まわり
- なわとび…前跳び10回
- マット運動…前転
- 自転車…補助輪なし
- うんてい
- プールに顔をつけて浮く
- ボールを前方に蹴る
- ボールを目標めがけて投げる
- ボールを捕る
小学校入学前に教えたい身の安全
危ない所には行かないと約束する
小学校入学前に、危ない所には行かないと子どもと約束することも大切です。一見安全そうな公園も公衆トイレや茂みなど死角になる場所もたくさんあります。
空き地や廃屋などが近くにある場合は、そういった場所で遊ばないように注意しましょう。特に廃屋は、子どもが秘密基地ごっこなどに使いたがることもあります。しかし死角になる場所は、変質者とのトラブルや事故など様々な危険が潜んでいるかもしれません。
どうして危ない所に行ってはいけないのか、子どもにその理由も説明したいですね。
留守番をするときの注意点
知らない人がインターフォンを慣らしてもむやみにドアを開けない、ドアは必ず内側から鍵を閉めるなど約束するようにしましょう。万が一不審者が訪れた場合、子どもがむやみにドアを開けてしまうと、何をされるかわかりません。
必要以上に子どもを怖がらせることはありませんが、あらゆる危険性があることを子どもが分かりやすいように説明したいですね。「七匹の子ヤギ」のような童話を例にして子どもに教えるのもよいでしょう。
小学校に入ると子どもが少しずつ1人で行動するケースも増えてくるので、注意したいですね。