子育てに知育を取り入れよう!知育のメリットや方法、玩具などご紹介
「知育」という言葉をよく耳にしますよね。本屋さんやおもちゃ売り場では、専門に「知育コーナー」があることも。一体ほかの本やおもちゃと何が違うのでしょうか?なんとなく頭によさそうな感じはするけれど、詳しくまでは知らないという人も多いと思います。今回はそんな知育について、メリットや方法などご紹介します。
知育とは何?メリットとデメリットを知ろう
知育とはどんなことをするの?
知育はどのようなことをするのでしょうか。知育でそだつ「考える能力」は、脳に数多くの刺激を与えることで養われます。そして知育によい刺激というのは、問題発生時に状況を「理解」し、経験や知識を元に「判断」、そして最善の「答えを導き出す」このプロセスのことを言います。そのため、知育ではこの点を重視した教育が行われています。
子どもの年齢や使う道具によっても効果が違ってくるそうです。知育は大きく分けて「知育教室に通う」「知育教材を使う」「家庭での知育」の三つの方法で行うことができます。
知育をすることによるメリットはあるの?
まず「学習意欲が高まる」という点があります。考える力があることで、学習がスムーズになります。すると勉強がおもしろくなりますよね。その結果、学習意欲が高まるのです。「知育=頭がよくなる」ではなく、知育で高められた能力により学習意欲が高まり、学力が高くなることにつながると言われています。
また知力を高めると「高い人間性」も形成されることが、研究機関によって証明されているようです。精神的な自立や、温厚で安定した情緒、強い自制心がつくなどです。
人間は生きていく上で、様々な問題にぶつかります。そのときに考える力がなくてはなりません。知育は人生を生き抜く力を培うことができるのです。
よい事だけではない!デメリットも把握して
例えば
・子どもからの「楽しく学びたい」ではなく、親の評価や価値観を押しつけてしまう
・知育をしていることでの過度な期待や、成果が見えない場合の過度な落胆が子どものストレスになる
・親が成し遂げることができなかったことを、代わりにやらせようとしてしまう
・知育教室などで、ほかの子どもと比べてしまう
お気づきでしょうか?デメリットとしてあげられているものの多くが「高い能力を身につけさせたい」という親の行き過ぎによるものなのです。自分の子であっても、子どもは別の人格をもった一人の人間です。親のエゴを押しつけないように気をつけましょうね。
知育をするための具体的な方法を紹介
プロにおまかせ!知育教室へ通おう
幼児教室の中でも、知能発達や才能発達を促すことに特化した教室を「知育教室」と呼ぶことが多いようです。気になる教室があれば、ホームページやパンフレットなどで詳細を調べてみましょう。多くの教室が「体験授業」を行っているので、実際に行ってみるのもよいですね。
教室では、発達年齢に沿った教材を使って指導してくれます。遊びの中で楽しく無理なく知力が身につけられるように、カリキュラムが考えられているのです。周りのお友達の影響などもプラスに働くこともありますし、プロの先生に教えてもらえる点も安心ですよね。まず第一に子どもが楽しめる教室を選ぶようにしましょう。
知っているものも多い?教材を使う方法
知育玩具では
・積み木、ブロック、粘土など(自由に形を作れ、想像力や表現力をのばします)
・パズル(スタンダードなものから、立体的なものまで色々あります)
・楽器類(叩くと音が鳴ったり、五感を刺激します)
知育本では
・公文式めいろ
・こどもチャレンジ
・七田式教材
・学研の教材
知育教材では、楽しく遊びながら力を伸ばせる工夫がされています。これ以外にも数多くありますので、ぜひ子どもの反応を見ながら選んでみてください。
家にあるもので気軽にできる方法
「折り紙」は指先を使うことで脳を刺激し、想像力を働かせます。「言葉遊び」は言語能力の向上とあわせて、思考力や記憶力を刺激してくれます。しりとりや逆さ言葉遊びなどで、子どもと遊んでみてください。
また「お手伝い」も知育になります。例えば洗濯物をたたむときに、靴下のペア探しを手伝ってもらいましょう。また料理は集中力や想像力、表現力など様々な力が必要と言われています。年齢に応じた料理のお手伝いをお願いするのもよいでしょう。
玩具やアプリなど、知育のための道具を紹介
種類がたくさん!知育アプリを使う
スマホさえあれば簡単に始めることができ、外出先でも利用できる点がよいですね。最近では無料であっても内容が充実しているものが多いので、気軽に一度試してみてはどうでしょうか。ゲーム感覚で知力を刺激します。パズルやお絵かき、楽器の演奏など様々なジャンルがありますよ。
なかでも、実在する企業の仕事をまねできるものが人気です。お店の人になりきってハンバーガーを作ってみたりケーキを作ってみたり。アプリというものは、長時間飽きない作りになっています。必ず親が使用時間を区切ったり、「近くで画面を見ない」などルールを決めて使うようにしましょう。