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否定ばかりだと子どもに影響がある?子どもに与えるダメージと解決策

否定ばかりだと子どもに影響がある?子どもに与えるダメージと解決策

いつでも子どもの気持ちをまず受け止める

子どもが弱音を吐いたり友だちの悪口を言ったりしたときに「弱音を吐かず頑張らないといけない」「悪口を言うのはよくないことだ」といきなり正論で返すと、子どもは気持ちを受け止めてもらえずに悲しい思いをします。

ネガティブな感情でも「嫌だったんだね」と、まずは子どもの気持ちを受け止めましょう。それから「何が辛かったのかな?」「仕返ししたら友だちはどう思うかな?」などと一緒にそのことを振り返ると、子どもは自然に気持ちのコントロール方法を学んでいきます。

子どもの気持ちに共感する余裕がないときは、「そう思ったんだね」と相づちを打つだけでも大丈夫です。よい言葉が見つからなくても、抱きしめたり頭を撫でたりするだけで子どもは安心してくれますよ。

否定的な言葉を使ってしまったら謝ろう

子どもに否定的なことを言ってしまったときは、「さっきは言い過ぎたよ。ごめんね」と謝りましょう。親が間違ったことを素直に謝れば子どもは安心するだけでなく、謝ることの大切さを学んでくれますよ。

子どもの前で夫婦げんかをしたときも「びっくりさせてごめんね」と、夫婦二人で子どもに謝りましょう。そして子どもが理解できる範囲でけんかの理由を説明し、「あなたが原因でけんかしたのではない」「あなたは私たちの大切な子ども」ということを伝えられるとよいですね。

赤ちゃんも夫婦げんかの険悪な雰囲気を感じ取り、泣きだす場合があります。そんなときはすぐにけんかを止めて夫婦二人で赤ちゃんのところに行き、「ごめんね」「怖かったね」と謝り、抱きしめてくださいね。

まとめ

子どもに否定的な言葉をかけていると脳の働きが低下して本来の力が発揮できなかったり、意欲や自信が失われたりします。夫婦げんかなどで、子どもが間接的に否定的な言葉を聞くことも同じです。

また、親の真似をして友だちに否定的なことを言ったり、親に不信感を持ち試し行動をしたりする場合もあります。

親は自分の怒りをコントロールし、子どもの意見を受け入れるよう意識することで、肯定的な言葉を使えるようになるでしょう。もし否定的なことを言ってしまったときは、子どもに素直に謝り愛していることを伝えてくださいね。
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