乳児の耳掃除はどうすればいい?耳掃除のやり方や耳の病気
こんなときは要注意!セルフチェック!
黒い塊が出てきたとき
新生児にはよく見られるものなので、安心してくださいね。
もし、赤ちゃんの耳奥にあるのが見えても、ママが自分で無理にかきだそうとすると傷つけてしまう恐れがあるため、どうしても気になる場合は、耳鼻科で取ってもらうことをおすすめします。
黒い塊は特に病気である可能性は低いため、心配しすぎないようにしましょう。また無理して取らなくとも、自然に外に出てくるので、それを気長に待ってもよいと思います。
黄色い膿が出ているとき
耳がじゅくじゅくしていたり、何か液体が出ていて、赤ちゃんがかゆがっている場合はアトピーや皮膚炎を起こしている可能性もあります。
これらの場合、何らかの原因で赤ちゃんの耳奥で炎症を起こしている可能性がありますので、ママは自己判断せず、できるだけ早く耳鼻科に連れていき、診てもらうようにしましょう。
放置すると感染症になってしまうこともあり、膿が詰まると赤ちゃんの聴力にも影響してくるので注意が必要です。乳児期の赤ちゃんは特に、風邪から耳の炎症を起こすことも多いので気を付けましょう。
耳掃除で出血してしまったとき
もし、耳掃除で外耳道から出血した場合、どの程度の傷かもわかりにくいので、できるだけ早く耳鼻科に連れていくようにしましょう。出血した量が多い場合、血が耳の中で固まってしまうと赤ちゃんも不快に感じてしまいます。
傷からバイ菌に感染することもあるので、きちんと診察してもらう方が安心です。もし花粉症の季節などで待合室が混みなかなか診察してもらえない場合は、事情を説明すれば優先的に処置してもらえるケースもあります。
耳の周りで目で見える範囲の傷の場合、綿棒で消毒して様子を見るようにしましょう。
気をつけて!赤ちゃんの耳で心配な病気
急な発熱や痛みも!「中耳炎」
このように中耳炎は、風邪の菌が耳管を通って耳内部に炎症を起こすことから発生することがほとんどです。
耳からドロッとした半透明の黄色い液体が出ている場合、中耳炎の可能性が高いです。大抵の場合発熱を伴います。
中耳炎を繰り返すようになると、将来的に難聴になる可能性もあるので、早めの処置が必要です。赤ちゃんは中耳炎をよく起こすので、ママは心配しすぎず、速やかに小児科もしくは耳鼻科に連れていくようにしましょう。
大抵の場合、抗生剤や鎮痛剤を処方されるので指示に従うようにしましょう。
耳垢が奥へ押し込まれて起こる「耳垢栓塞」
原因としては、外耳炎や耳中にできた湿疹がかさぶたとなり剥がれ詰まった場合なども考えられますが、意外と多いのが、綿棒で耳垢をすくい取れず逆に耳奥に押しやってしまい、塊となって詰まるケースです。
もし、赤ちゃんの耳奥に何か詰まっているような感じがしたら、耳鼻科に連れていくようにしましょう。ママが自力で取ろうとすると悪化してしまうので、いじらないように気を付けて下さい。
耳垢栓塞を防ぐためにも、赤ちゃんの耳掃除の際は、綿棒で耳垢を奥に押し込まないように気を付けることが大切です。
間違った耳掃除で起こる「外耳道炎」
一度かかると繰り返して発症してしまう可能性もあるため、きちんと耳鼻科に連れていき処置してもらうことが大切です。
治療としては、外耳道の消毒、抗生剤の服用が主な処置になります。
外耳道炎を防ぐためにも、ママが赤ちゃんの耳掃除をする際はくれぐれも綿棒の扱いに気を付け、赤ちゃんの耳を傷つけないように気を付けて下さい。
どうしても上手に掃除できるか心配な場合は、上にも書いたように、耳鼻科での耳掃除をお願いするようにしましょう。
まとめ
ママが不安を感じながら、無理に赤ちゃんの耳掃除を頑張る必要もありません。時には専門医の力を借りて肩の力を抜くことも必要です。
忙しくて耳鼻科に連れていくのも難しいママもいるかもしれませんが、たまに耳掃除を兼ねて耳鼻科へ連れていけば、外耳炎や中耳炎などの疾患を早期発見できるというメリットもありますよ。
我が子には常に清潔でいてほしいと思うのが親心です。しかし耳掃除に関しては、耳垢の利点も考慮し、掃除しすぎには注意しましょう。