赤ちゃんのうんちを観察しよう!色や回数の判断基準と受診の目安
【先輩ママに聞きました】赤ちゃんのうんちで気をつけて見ていたことはなんですか?
「色」と回答したママの体験談
- 小児科の先生からうんちの色がいつもと違っていたら、疾患が隠れている可能性があると教えてもらっていたので、健康のバロメーターとしてチェックしていました。
- お腹を壊していないかなど毎日うんちの色は気を付けていました。いつもと違った色だった時に小児科に連れて行くと病気になっていたことが分かったので、ちゃんと見ていて良かったです。
「回数」と回答したママの体験談
- 毎日する回数をチェックしていたので、しないなぁと思ったときに刺激をして出していた。 そのおかげで大量のうんちで漏れることはあまりなかったし、お腹が痛いと泣かれることもなかった。
- 回数が多くて病院で相談したところ、詳しく検査して大腸菌が判明しました。
「便の硬さ」と回答したママの体験談
- ミルクのや与える水分の量によって、便に変化があるので気をつけていました。また、体調の変化も分かるので、硬さを気にしていました。
- 硬そうならヨーグルトやミルクを少し多めに飲ませるなど便秘にならないように気を付けていた
■編集部コメント
回数や硬さは赤ちゃんにも多い便秘や、お腹の病気で軟便になったときに気にしたいポイントです。赤ちゃんは自分の体調を説明できないので、うんちで体調を把握できるとよいですね。
続いてのコーナーでは、赤ちゃんのうんちが気になったときにしたいことをお伝えします。
赤ちゃんのうんちが気になるときは
生まれたての赤ちゃんのうんちは様々
母乳なのかミルクなのかでも赤ちゃんのうんちには違いがありますし、赤ちゃんの体の中にどのくらいうんちがとどまっていたのかでも違いがあります。赤ちゃんのうんちは個人差が大きく様々と覚えておくとよいですね。
赤ちゃんのうんちで心配といわれているのは次のようなケースです。
・赤い色のうんち
・白い色(灰白色)のうんち
・黒い色のうんち
このようなうんち以外は、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。母乳やミルクをよく飲み、機嫌がよいなら様子をみてみましょう。
下痢や便秘は回数にとらわれ過ぎないで
赤ちゃんが下痢気味の場合、便は水っぽくおむつからあふれるような量が出ることがあります。臭いも腐ったようなものになりますよ。便秘の場合はいつもより便が硬めになります。回数よりも、うんちの形や臭いを見て判断をするとよいでしょう。下痢気味のときは脱水の心配があるので早めに受診をするとよいですね。
不安に思ったら専門機関に相談しよう
このような場合は、うんちの回数や赤ちゃんのご機嫌、母乳やミルクの飲み具合や離乳食の食べ具合など、普段と違う様子がないかも合わせてチェックしてみるとよいですよ。何かが違うとママが不安に思ったら、赤ちゃんに心配な症状がないかを確認しに小児科などの専門機関に相談に行ってみましょう。
専門機関に行くときには、うんちがついた使用済みのおむつをビニール袋に入れ、しっかりと封をして持参します。赤ちゃんの様子などもメモをしておくとよいですね。
まとめ
赤い色、白い色、黒い色のうんちには注意が必要ですが、食べた離乳食の内容によっては食べたものが消化されずにそのまま出てきただけの場合もあります。離乳食の内容を記録しておき、うんちの様子と照らし合わせてみてもよいですね。赤ちゃんの消化機能の発達の様子もチェックできますよ。