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出産の流れを知っておこう!安心してお産に臨むための準備や注意点

出産の流れを知っておこう!安心してお産に臨むための準備や注意点

余裕を持って挑みたい経産婦ママの出産

経産婦の分娩時間は1人目の半分程度に

1回以上出産を経験したことがある妊婦さんのことを「経産婦」と呼び、初めての出産になる「初産婦」と区別して呼ばれることがありますね。経産婦は一度出産したことで、産道や骨盤の組織が柔らかくなりやすいため、お産にかかる時間が短くなる傾向にあるといわれています。

初産婦の平均分娩時間が11~15時間であるのに対して、経産婦の平均分娩時間は5~8時間程度と、約半分の時間になっています。ただ、時間が短いからといって痛みが軽いというわけではないようです。

また、経産婦の特徴として、子宮が元に戻るときの痛みである「後陣痛」が、初産時よりも強いということが挙げられます。子宮の戻りが早いことがその要因なので心配はいりません。無理せず、痛み止めを処方してもらいましょう。

上の子の預け先確保と準備に時間がかかる

初産婦と経産婦の大きな違いは、やはり「上の子がいる」という点ではないでしょうか。上の子と二人きりのときに、急な入院が必要になると、預け先を手配するのに時間がかかり大変です。

赤ちゃんが予定日通りに生まれてくれる保証はないので、上の子の幼稚園や学校、習い事など、関係先には事前に状況を伝えておきましょう。上の子がある程度自分のことは自分でできるようになっていればよいですが、手がかかる年齢の場合、緊急事態に備えて上の子を預ける準備もしておく必要がありますね。

経産婦の入院は、初産婦よりも少し短くて済む場合がありますが、それでも数日は入院が必要です。上の子の心のケアもママの大切な役目ですね。上の子にもしっかりと目を向けましょう。

1人目との年数があいていても関係ない

上の子と年数があいて出産する場合、1人目を出産したときのことを忘れてしまい、気持ち的にも「初産婦」のような感じがするかもしれません。しかし、お産が何年空いていても、「経産婦」であることには変わりがないのです。

忘れかけていたとしても、陣痛が始まると「あ、こんな感じだったな!」と、徐々に身体が思い出させてくれるでしょう。経験がある分、余裕が出てしまうので、「まだまだこんなもんじゃないはず」と我慢し過ぎてしまいがちですが、経産婦はお産の進みが早い傾向があるので注意が必要です。

上の子のことなど、対処すべきことが色々あって大変だと思いますが、無理し過ぎてしまうのは危険です。数年振りの出産でも、経産婦であることを忘れずに過ごしましょう。

痛みを逃がすための上手な呼吸法を知ろう

上手な呼吸は安産への近道

ほとんどのママが「安産」での出産を望んでいると思います。「安産」とは、時間がかからないお産のことをいうわけではありません。たとえ時間がかかったとしても、赤ちゃんとママが無事で、「よいお産だった」と思えれば「安産」なのです。

スムーズにお産を進めるポイントは「呼吸」です。陣痛が長引いたり、激痛でパニックになったりすると、浅く早い呼吸になりがちです。赤ちゃんにたくさん酸素を送るイメージで、深くゆっくりとした呼吸を心がけましょう。

「鼻から吸って、口から吐く」、呼吸することに集中すると、ママもリラックスすることができますよ。本番でうまく呼吸ができるように、今から練習しておくことをおすすめします。

いきみ逃しの呼吸法を動画検索で確認

分娩第2期の後半、いよいよ赤ちゃんが出てきそう!となるまで、いきんではいけないのを知っていましたか?力を入れて思いっ切りいきんでもよいのは最後の数回の陣痛だけ。子宮口が全開し、赤ちゃんが下りてきて、会陰付近が十分に柔らかくなってからでないといきめません。

無理やりいきむと赤ちゃんが苦しくなったり、会陰裂傷が起きたりして危険です。出産の際は、いきみたい気持ちを抑えるための「いきみ逃し」がとても重要になります。

出産は突然やってくることもあります。当日焦らないためにも、正期産である37週を過ぎたら、「いきみ逃し」の呼吸法を学んでおきましょう。YouTubeなどで「いきみ逃し」と検索すると、手順を分かりやすく説明してくれる動画がたくさん出てきますよ。

痛みの軽減にはリラックスすることも大切

出産は激痛をともなうもので、中にはパニックを起こしてしまうママもいます。焦ったり、不安になったりすると、身体が緊張してお産がうまく進まない可能性があります。

出産の際は、できるだけ気持ちをリラックスさせることが大切です。深い呼吸に集中する以外にも、方法は色々あると思います。自分に合ったリラックス方法を見つけられるとよいですね。

【出産時のリラックス法】
・アロマを焚く
・好きな音楽を聴く
・楽な姿勢になる
・水分補給する
・パパや助産師さんと会話する
・体を温める
・骨盤や肛門付近を圧迫する など

痛みが完全に消えることはありませんが、身体の緊張をほぐすことで産道が柔らかくなり、赤ちゃんが進みやすくなるでしょう。

出産までに注意しておきたい破水の症状

陣痛がきてから破水するのが適時破水

「破水」とは、赤ちゃんや羊水を包んでいる「卵膜」が破れて、羊水が体外に漏れ出すことをいいます。羊水は赤ちゃんがママのお腹の中で、安全で快適に過ごせるようにする大切な役割を持っています。

【羊水の役割】
・外界からの衝撃を和らげてくれる
・赤ちゃんが呼吸の練習をする(肺や腎臓機能を発達させる)
・胎内で運動しやすくする
・陣痛の子宮収縮から赤ちゃんを守る
・分娩時、赤ちゃんが産道を通りやすくする など

陣痛がきて、子宮口全開大のころに破水することを「適時破水」といいます。子宮の収縮により、赤ちゃんの頭が子宮口付近に降りてきて、強い圧力がかかることで破水が起きるのです。破水することよって赤ちゃんが外に出やすくなります。

気づきにくい高位破水に注意しよう

破水は、卵膜が破れる位置によって2種類に分けられています。子宮の下部、子宮口付近が破れる破水を「低位破水」、子宮口から離れた高い位置で破れる場合を「高位破水」と呼びます。

低位破水は子宮口付近で卵膜が破れるため、羊水が一気に外に流れ出ます。尿漏れやおりものとは違った感覚があるので、「破水だ!」と気づくママが多いようです。一方、高位破水は子宮口から離れた高い位置での破水なので、子宮壁に塞がれて少しずつ羊水が流れ出ます。

破水だと気づかないママも多いといいます。急激に羊水が減ることはないので、低位破水に比べて緊急性はないですが、子宮内への細菌感染リスクが高まるため、破水かなと思ったら、産院へ連絡するようにしましょう。

破水に気づかないと赤ちゃんにリスクが

高位破水などによって、破水が起きていることに気づかず過ごしてしまうと、赤ちゃんに様々なリスクが生じます。

【細菌感染】
破水は赤ちゃんを守っている卵膜が破れてしまう状態。外界とつながることで、細菌感染症のリスクが高まります。

【胎児の成熟障害】
妊娠37週未満の早産期に破水が起こると、赤ちゃんの内臓機能などに成熟障害が生じる恐れがあります。

【臍帯脱出(さいたいだっしゅつ)】
羊水が極端に少なくなることで、赤ちゃんが子宮口まで下がってくるよりも先に臍帯が外に出てきてしまう状態です。臍帯が産道と赤ちゃんに挟まれて、十分に栄養や酸素が行き渡らず、赤ちゃんの「無酸素症」や「胎児仮死」などのリスクが高まります。
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