出産による離職率は約5割!その理由と離職しないためのアドバイス
自分の気持ちの問題で退職したくなったら
子育ても仕事と同じくらい大変だと自覚する
子どもと過ごす時間は決して楽ではありませんし、毎日が充実しているとは限りません。子どもに対してイライラしてしまうことだって頻繁にあるでしょうし、子どもから離れたいと感じることもあるかもしれません。
しかし、それ以上に子どもと一緒に過ごしたいと思うでしょうし、仕事を続けることで子どもとの時間が少なくなってしまうのは予想できることです。子育ても仕事と同じくらい大変です。
子育てを優先するのか、仕事を続けながら子育てもするのか、どちらを選択しても正解です。
子どもの教育費が莫大にかかると思い出そう
子どもの教育費は、子どもが成長すればするほど莫大にかかるようになります。小学校までならそれほどではないものの、中学校に行けば塾代もかかるかもしれません。
パパママが一番備えておかなくてはいけないのが大学にかかる費用です。私立大学では1年で100万円以上学費がかかることもあります。
共働き家庭であってもこのときばかりはお金の面で頭を抱えることもあるかもしれません。先を見据えた教育費の準備が必要です。
共働きのメリットを洗い出してみる
仕事があるときは毎日忙しく大変かもしれませんが、経済的余裕から長期休暇などを利用して家族旅行など楽しむこともできるかもしれません。
また、働いていることで、ママ自身が「◯◯ちゃんのママ」という母親の立場だけではなく、仕事を通じて社会の一員としてアイデンティティを築いたり、達成感を得られやすいというメリットがあるでしょう。
忙しいパパやママの姿をみていると、子どもの自立心も成長します。お手伝いをしてみよう、自分のことは自分でやろうと心の成長が期待できますよ。
育児と仕事の両立が大変だと感じたら
ママばかりが自己犠牲をして頑張り過ぎない
子育てはどうしてもママに負担がかかりがちですが、ママばかりが自己犠牲をして頑張り過ぎないことも大切です。パパに育児を分担してもらいましょう。
パパにわかりやすいように、具体的にどんなことを分担したいのかリストにしてみるのもおすすめです。
たとえば朝子どもを保育園へ連れて行くのはパパの担当にする、万が一子どもが急病になったときは、「◯曜日ならママ、◯曜日ならパパ」というように曜日ごとに分けてみるというのも名案ですよ。
子どもの世話は神経質になり過ぎない
子どものために育児本を何冊も読んでいるママもいるでしょう。育児本のとおり実践しているという人もいますよね。
しかし育児に神経質になり過ぎると、その分「こうしなくてはいけない」というルールがママの中で増えてしまい、自分で自分を追い詰めることになりかねません。子どももルールに縛られ息苦しく感じる可能性があります。
育児本に書いてあることは参考程度にし、自宅で真似できるところとできないところをしっかりと見極めたいですね。子育ては大らかな気持ちでするように心がけましょう。
外部サービスも利用して家事は手を抜く
ママに負担が集中しないようにするためにも、定期的に外部サービスを利用して家事の手を抜くのも一案ですよ。掃除をする時間がないのであれば、週に1~2回家事代行サービスにお願いして掃除をしてもらうのもよいですね。
料理をするのが面倒であれば、家事代行サービスで1週間分のおかずを作り置きしてもらうのはいかがでしょうか。会社によってお願いできる内容が違うので、申し込む前に相談してみましょう。
外部サービスを上手に利用して、少しでもママの負担を減らすことができれば仕事も続けやすくなりますよ。
まとめ
仕事をしながら子育てをするには、産休育休という制度なしではとても難しいことだと思います。しかし、取得前例がなかったり、取得はできたけど保育園の空きがなくて復帰できないなど問題は山積みです。
いっそのこと仕事を辞めてしまおうと考えるママもいるかもしれませんが、すぐに決断するのではなく、ほかによい方法がないか検討してみるのも大切だと思いますよ。