出産を題材にしたドラマや映画を観よう!国内や海外の感動作品を紹介
妊娠や出産をテーマとしている映画3選
沖縄浜比嘉の自然に抱かれて「おぎゃあ」
まず一つ目は「おぎゃあ」です。作品名からしてインパクトの強いこの映画ですが、内容も平凡な妊娠や出産ではありません。
主人公の花という女性はまだ19歳で彼との子どもを妊娠しました。行方を消した彼を探して沖縄にやってきた花は、そこで生き別れた母親と出会います。
沖縄に来たころは中絶を考えていた花ですが、沖縄での母親との出会いや頼れる産婦人科の先生との出会いを経て、1人で出産することを決断するという、母親の偉大さや生きるとはなにかということを考えさせられる作品です。
オススメ映画作品紹介!『おぎゃあ。』
花(岡本綾)は、たった一人の身よりだった祖母を亡くし、 死んだと聞かされていた母が生きていて沖縄にいると知る。 BFハヤト(比留間由哲)の子を妊娠しているが、そのハヤトは行方がわからない。 そんな時、ハヤトから沖縄にいるとハガキが届き、彼を探しに沖縄へ行くことにする。
フランス映画「理想の出産」
女性は結婚や妊娠、出産に「幸せになりたい」という希望を誰もが持っているでしょう。しかし、すべて理想どおりにはいかないもので、現実は妊娠すると心や体のバランスをとることが難しくなり夫婦喧嘩が増える家庭も多いものです。
また、出産すると今度は思っていたような子育てができない自分にイライラして、悩むママも増えます。この作品はそんな妊娠や出産の現実をリアルに描いている作品なので、ぜひパパと一緒に観てママが置かれている現状を知ってもらいましょう。
フランス映画 『理想の出産』 | フランス映画ならフランスネット
哲学の博士課程の女子大学院生であるバルバラはビデオショップで出会った青年ニコラと恋に落ちる。やがてバルバラはニコラと一緒に暮らしだし子供を授かる。幸せ絶頂のふたり。しかし、出産を気にバルバラの心境は複雑に変わっていく。
出産と病の間で見えるもの「余命」
最後にご紹介する「余命」は、待ち望んだ妊娠とともに乳がんが再発してしまう女性を描いた映画です。
妊娠を継続しながらの乳がんの治療は、赤ちゃんだけでなくママの命を奪うことも少なくありません。再発した乳がんが進行していて死が迫っている主人公が、お腹のなかの赤ちゃんを懸命に育て出産する様子は、涙なしには見られません。
「生と死」について考えさせられるこの映画を観ると、当たり前に過ごしている日々がどれほど素晴らしいものなのか、再確認できるでしょう。
余命 : 作品情報 - 映画.com
余命の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。「海猫」などで知られる谷村志穂の同名小説を、「手紙」の生野慈朗が映画化。主演は「フラガール」「デトロイト・メタル・...「海猫」などで知られる谷村志穂の同名小説を、「手紙」の生野慈朗が映画化。主演は「フラガール」「デトロイト・メタル・シティ」の松雪泰子、その夫役に椎名桔平。大学病院で働く38歳の外科医・滴は、結婚10年目にして夫との間に待望の子供を授かる。10年前に患った乳がんで右胸を摘出している滴にとって妊娠は最高に幸せなニュースだったのだが、右胸に異変が表れ、検査を行うと乳がんの再発が明らかになる。
夫婦で出産ドラマを観るメリット
妊娠や出産への知識を夫婦で深められる
妊娠や出産を描いた作品を夫婦で観て、妊娠や出産にどんなリスクがひそんでいるのか、無事に妊娠し元気な赤ちゃんを産めることがどれだけ奇跡的なことなのか、パパにも理解を深めてもらいましょう。
そして妊娠するとママは「身体だけでなく心も変化する」ということをパパが知っていれば、無用な夫婦喧嘩も減るかもしれません。映画やドラマは、妊娠や出産について知る機会の少ないパパの知識を深める、絶好の機会なのです。
うまく伝えられない気持ちが伝わることも
例えば初めての出産を終えたママは、赤ちゃんのお世話をきちんとしなければいけないというプレッシャーや、社会から取り残された孤独感を感じている方も多いものです。自分の環境が目まぐるしく変わるなか、今までどおりの生活を送るパパにイライラすることも珍しくありません。
しかし「プレッシャー」や「孤独感」というのは形のないものですから、体験したことのないパパにうまく言葉で伝えるのは難しいですね。
映画やドラマは、台詞や表情、雰囲気やBGMなど様々なもので、そんな言葉にならない気持ちが表現されています。作品を観てもらえば言葉で語る以上に、ママがどんな風に苦しみ悩んでいるのかを、パパに理解してもらえるかもしれませんよ。
夫婦のコミュニケーションタイムにもなる
夫婦の時間がなくなると、会話が減り気持ちがすれ違ってしまうため、小言やケンカが増えます。するとますます話さなくなり、気づいたときには取り返しのつかない状況に陥っていたという家庭も珍しくありません。
そうならないためにも、映画やドラマの鑑賞を夫婦共通の趣味にして、コミュニケーションタイムを捻出しましょう。寄り添ってお酒を飲んだり、お互いをマッサージしたりしながら映画やドラマを観れば、スキンシップもとれるのでおすすめですよ。
まとめ
子どもが生まれてから、子育てに悩んだときにも、ドラマや映画を見返すと勇気がもらえるはずですよ。