出産後のワンオペ育児は辛い!問題点や解決する方法を紹介
最近では、イクメンと呼ばれる育児に協力的なパパも増えてきましたが、どの家庭もそうという訳ではありません。家庭それぞれの生活サイクルや育児に対する考え方の違いが原因でママがワンオペ育児を余儀なくされていることも現実です。そもそも、ワンオペとは何か?ワンオペの問題点や改善法なども含めまとめてみました。
出産後のワンオペ育児、ママは大変!
ワンオペ育児の意味を知ろう
ワンオペ育児とは、育児のすべてをママ1人でこなすということです。妊娠出産自体が初めての場合産後の生活自体も慣れないことの連続で戸惑ってしまうと思います。
これに加えて赤ちゃんのお世話が追加されます。おむつ替えもこまめにやらなくてはいけませんし授乳はだいたい3時間おき、空いた時間に眠ってくれればよいのですがなかなかそう上手くはいかず抱っこじゃないと泣き続けてしまうなんてことも珍しくありません。
兄弟がいる場合には、家事と育児の要領はつかめているかもしれません。しかし、年子や2歳差くらいの年齢が近い場合には大変さも倍増です。
出産後にはホルモンバランスも崩れやすいですし、体の回復も完全ではありません。ママが抱えなくてはいけない課題やストレスは毎日積み重なるばかりかもしれませんね。
パパの育児参加は増えてるがママの負担は?
パパが育児に参加することはママにとっても大変ありがたいことなのですが、なかにはママの負担があまり変わっていない気がする、むしろ負担が増えてしまったと感じることもあるようです。育児といっても人それぞれやり方もありますし、これはできるけど、これは難しくてできないということもありますよね。
パパも慣れない育児の手助けをしてくれているので大変なこともあると思いますが、ママの考える手伝ってほしいこととパパの実際やっていることとで若干のずれがある場合があるのです。例えば、子どもと遊んでいてほしいとお願いしたら部屋中におもちゃを散らかして片づける手間が増えてしまった、寝かしつけをお願いしたのにパパが先に寝ていて子どもが起きていたなんてこともあります。
結局ママが手助けをしなくてはいけないのであれば負担は軽くなったとはいえませんよね。
ママのワンオペ育児。どんな問題がある?
パパが育児に参加するという考えがない
男性は女性よりも自分の時間を大切にするという傾向が強く、家族の時間も大切だけど趣味や友人との付き合いにも時間を費やしたいという思いがあることが多いです。ママは自分を犠牲にして子どもへ費やす時間も惜しみません。
決してパパが子どもに愛情がないという訳ではありませんが、自分の時間の方が少しだけ優先順位が高いのかもしれませんね。「男はいつまでも子ども、我が家には小さな子どもと大きな子どもがいる」と表現するママも多いですよ。
パパの長時間労働で家庭での時間が少ない
家を出てから帰宅するまでの時間が長時間になればなるほど自宅で過ごす時間が少なくなり子どもとの時間もどうしても短くなってしまいます。特に、営業職の場合には仕事相手に接待をする必要があったり、同僚との飲み会に参加しなくてはいけないということも多いですよね。
仕事なので断ることも容易ではありませんし、早く家族のもとへ帰りたいと思っていても仕事の付き合いも大切にしなくてはいけません。ある意味ママと仕事との板挟み状態になってしまい苦しんでいるパパも多いのかもしれません。
ママ自身が病気になった時に頼る人がいない
子どもはママが病気であってもママのお世話をすることもできませんし、大人しく過ごすなんて気の利いたことはできません。小さい子どもであれば授乳や抱っこをする必要もありますし、食事を食べさせたり遊び相手にもならなくてはいけませんのでゆっくりと体を休める時間もありません。
ただ、ママは入院が必要な病気でない場合には気合で乗り切るという人が多いです。ママって本当に強くてたくましい存在ですよね。
ワンオペ育児の問題を解決する方法
パパに家事や育児を頼む
育児の面では、おむつ替えやお風呂に入れる、ごはんを食べさせることなどは簡単ですよね。これに寝かしつけができると万々歳ですね。
家事の面では、食器洗いやゴミ出し、洗濯物を干す片づけるなどをしてみてはどうでしょうか。どれもそれほど時間もかかりませんし簡単ですよね。料理をするのは少しハードルが上がりますが、カレーや焼きそばなど簡単なメニューでもママはとても喜ぶと思いますよ。
家庭外でのサポートを得る
子どもを連れての買い物はとにかく大変です。お米や野菜など重たい荷物があると本当に疲れます。宅配サービスを利用すれば、少し割高かもしれませんが玄関先まで届けてくれますので時間短縮にもなりますし、無駄な買い物も減りますので節約効果もあるかもしれません。
ほかには、保育園に一時的に預ける一時保育やファミリーサポートを利用するという方法もあります。保育士や子どものお世話に慣れている人が対応してくれますので安心ですし、この時間を使って一気に家事を済ませてしまうママも多いそうですよ。