産婦人科で妊娠がわかるのはいつ?準備することや里帰りを決める時期
妊娠しているかもしれないと思ったらいつごろ産婦人科に行けばよいのでしょうか。産婦人科にかかるタイミングや受診するときに準備することなど産婦人科に関することをご紹介します。里帰り出産を計画しているママは、里帰りを決める時期も知っておくと安心ですよ。
妊娠の確認に産婦人科へ行くのはいつから?
受診時期は妊娠5~6週目ころがベスト
妊娠したことを早く確認したくて早めに産婦人科に行っても、妊娠が確認できないこともあります。妊娠の確定診断には、胎嚢と胎児心拍の二つが確認される必要があるからです。
胎嚢という赤ちゃんが入った袋が作られるのは妊娠5週目ころで、胎児の心拍が確認できるようになるのが妊娠6週ころといわれています。ですから、産婦人科に受診するのは妊娠5~6週ころがベストなのです。
妊娠5~6週目とは、生理の予定日より2週間以上遅れているころですね。妊娠検査薬が陽性で生理が2週間以上遅れていたら受診のタイミングと言えるでしょう。
忙しいからと先延ばしするのは避ける
けれど、先延ばしにするのは避けましょう。子宮の外で妊娠する子宮外妊娠でも、妊娠検査薬では陽性反応が出ます。
もし、子宮外妊娠をしていたら、卵管に着床して妊娠7~8週で胎嚢が大きくなり、卵管が破裂して大量に出血してしまいます。場合によっては命にかかわる危険もありますから怖いですよね。
そうならないためにも、先延ばしにせずに産婦人科で診察してもらうことは大切なのです。忙しくても妊娠している可能性があれば、産婦人科で診てもらいましょう。
生理不順のママも妊娠が気になるなら受診を
妊娠を判断するために妊娠検査薬を使ってから産婦人科を受診するママが多いでしょう。妊娠検査薬は受精卵が着床したときに分泌されるホルモンに反応します。
このホルモンの分泌のピークを考えると、性行為の3週間後に検査薬を使用するのは望ましいようです。生理不順のママはこの時期に一度妊娠検査薬を試してみるとよいですね。
もし、この時点で妊娠検査薬が反応しなくても、妊娠しているかもしれないと思えたら念のため産婦人科を受診してみてもよいかもしれませんよ。
産婦人科に行くために準備をしよう
産婦人科に予約を入れ交通手段を確認する
どこに受診するかを決めたら、まずは予約を入れてみましょう。総合病院などは医師が複数名いて曜日ごとで医師が違いますし、初診のママがなかなか予約できないところもあります。
予約は電話やインターネットで受け付けているところが多いですが、予約せずに受診できる病院もあります。予約の方法も含めて、どのような産婦人科なのかをしっかりとリサーチしておくと安心です。
予約することができたら、交通手段と産婦人科までの経路も確認しておくと安心ですね。
産婦人科の受診に必要なものと服装について
妊娠は病気ではなく基本的に健康保険が適用されないので、受診する病院にもよりますが、初診では5,000円~15,000円ほど掛かるようです。移動の際にタクシーを利用することもあるかもしれませんから、余裕をもってお金を持っていけば安心ですね。
基礎体温を記入したメモは妊娠した日付を判断する役に立つかもしれません。最終月経の開始日や月経周期も聞かれますから、メモに書いておくとよいですね。
また服装は診察や採血などがしやすいように、トップスは前開きで袖がまくりやすいものにしましょう。ボトムスは内診で脱ぎ着が楽なようにスカートの方がよいですね。
上の子を連れて行くときは暇つぶし対策を
上の子が2歳以上でしたら好きなおもちゃを持っていくと時間がつぶせそうです。好きな絵本、折り紙、塗り絵、タブレット、スマホなどをうまく利用しましょう。
上の子が2歳以下であれば、長時間遊んで待つことはさらに難しいでしょうから、受付で断ってから待合室を離れて散歩することや、病院の売店に行ってみるなど気を紛らわすとよいかもしれませんね。
内診をするときには上の子の面倒を看護師や助産師がみてくれるでしょうから、安心して検査を受けましょう。
里帰り出産の産婦人科はいつまでに決める?
里帰りについてまずは家族に相談を
妊娠がわかった時点で、出産後はどうするのかパパと相談しておくことが大切です。里帰りして実家で過ごすのか、期間はどのくらいかなどを決めてから、受け入れ先の実家に了承してもらえるかを連絡しましょう。
パパにも実家にも里帰り出産を了承してもらえたら、パパの実家にも連絡を入れておくとよいですね。産婦人科で里帰り出産の有無を確認する場合もありますので、早めに話し合っておくことが大事ですね。