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偏食の妊婦が知っておきたいこと。妊娠中の食べ物やアレルギーの関係

偏食の妊婦が知っておきたいこと。妊娠中の食べ物やアレルギーの関係

妊婦の偏食とアレルギーの関係性

妊婦の食べ物でアレルギー発症は関係しない

食物アレルギーを発症すると食べるものに大きく制限がかかるため、子どももママも大変です。一昔前までは食物アレルギーを発症させない予防法として、アレルゲンとなる食べ物を食べないよう妊婦に指導をしていたことがあったようですよ。

ところが最近の研究で、ママの妊娠中の食事と赤ちゃんのアレルギー発症には関係がないことがわかりました。むしろアレルゲンとなる食べ物を食べないよう避けることで偏食傾向になり、栄養が偏ってしまう恐れがあるため、最近では「適量を食べる」よう指示されています。

アレルゲン食品には牛乳、卵、小麦などがあり、いずれも栄養価の高い食品です。あえて避けることはせず、バランスよく摂取することを心がけましょう。

アレルギーを気にせずバランスのよい食事を

アレルギーを気にして、自己判断で特定の食べ物をむやみに避けると偏食傾向になりがちです。大切なのは「偏食」をしない、バランスのとれた食事です。

バランスのよい食事とは、「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせた食事を1日3食いただくことです。「主食」はごはん、パン、麺などの穀類、「主菜」はタンパク質を多く含む食べ物、「副菜」が野菜、キノコ類、海藻です。

「主食」「主菜」「副菜」の組み合わせで3食のバランスが整ったら、間食やデザートとして「果物」「乳製品」を意識しましょう。これで必要な栄養を大まかに摂取することができますよ。

ママの健康や胎児の成長のためにも、特定の食べ物を避けずにバランスを考えて食べるようにしてくださいね。

家系などによっては後期に過剰摂取を避ける

基本的に妊娠中に食べた食べ物が、アレルギーを発症する原因にはなりません。しかし、条件が重なると赤ちゃんにアレルギーが発症することがあるようです。

赤ちゃんにアレルギーが発症しやすい条件とは、

・妊娠8カ月以降
・アレルギーリスクの高い家系
・アレルゲンとなりやすい食べ物の過剰摂取

となります。

妊娠7カ月までは赤ちゃんの免疫系が発達していないため、ママの食事はアレルギーの引き金になりません。しかし8カ月以降、親や兄姉にアレルギーを発症している子がいるケースでは、アレルゲン食品を過剰に摂取することでアレルギーが発症しやすいそうです。

こうしたリスクを回避するためにも、偏食は避け、バランスのよい規則正しい食生活を心がけましょう。

まとめ

偏食傾向がある妊娠中のママは栄養が偏りがちです。ご紹介したおすすめの食べ物や控えたほうがよい食べ物を参考に、無理せず食べられるものを選んでください。

偏食の原因の一つがつわりです。つわりの時期は食べられるものが少なくなるママが多いですが、妊娠初期の赤ちゃんの成長にはあまり影響しないので、食べられるものを食べるようにしましょう。

赤ちゃんのアレルギー発症を気にして妊娠中に偏食すると、栄養バランスが悪くなってしまいます。赤ちゃんの成長のためにもバランスよく、規則正しい食生活を心がけてくださいね。
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