産後の引っ越しはいつがよい?手続き方法と産後うつとの関係
産後の引っ越しは産後うつに関係する?
産後うつの原因と症状
産後うつは、エストロゲンの分泌の低下だけでなく、子どもへの責任感やいわゆるワンオペ状態が心身の負担になったり、人間関係や社会との関わりについての変化にストレスを感じたりすることも原因となっています。
・気分が落ち込む
・強い不安を感じる
・イライラして落ち着かない
・眠れない
・疲れやすくなる
・妄想に取りつかれる
などの症状が産後うつにみられます。2週間から1カ月以上症状が続くときは、医療機関の受診を検討しましょう。
引っ越しとうつの深い関係
新しい生活が始まると、生活環境や人間関係の変化があり、自覚がなくても心の負担になっていきます。また引っ越しをすると家の片づけだけでなく、役所や銀行などでのさまざまな手続きなど、やらなくてはいけないことがたくさんありますよね。すべてのことを「私がやらなくては」と頑張りすぎてしまうと、知らず知らずのうちにストレスをためこんでしまうので、気をつけてくださいね。
引っ越しうつは、とくにかかりやすい性格があるわけではないようです。また引っ越しをしてすぐに症状があらわれるのではなく、新居に慣れ生活が落ち着いてきた頃にあらわれやすいそうですよ。
引っ越しで産後うつにならないために
パパや家族に「産後うつ」について話をしておくと、万が一のときに、「ママの様子がおかしいな?」気づいてくれることでしょう。家事の分担などについてパパと話し合うのもよいですね。
「この荷物を片づけて、役所に行って…」など計画を立てる場合も、予定を詰め込みすぎずゆったりとしたものにしましょう。予定通りに進まなくても大丈夫ですよ。
ママが1人になる時間も大切です。赤ちゃんはパパや家族に預けて、美容院や買い物などの時間を過ごすとストレス発散になりますよ。
引っ越し前から準備しておきたいこと
生活必需品が購入できる場所の確認
そんな中、「あれがないけどどこで買えるんだろう」と思ってもお店を探し回るのも大変ですよね。引っ越し前の気持ちにゆとりがあるときに、実際に新居の周りを散策して探しておくと、引っ越し後もスムーズに買い物へ行くことができます。
特に引っ越し直後は料理をするのが大変なので、お弁当や総菜、子どもの離乳食などが買える場所を確認しておくと便利ですね。パパにも伝えておくと、仕事帰りに買ってくることができますよ。
緊急でかかることができる医療機関
そこまで電車もしくはバス、徒歩などどのような手段でいくことができるのかも調べておくといざというときに慌てずに済みます。タクシー乗り場も調べておくと安心ですね。
子どもはもちろん、引っ越しのせいでママもしくはパパが腰を痛めたり、ケガをしたりというケースも考えられます。この場合も、どこで医者にかかることができるのか知っておくと、トラブルが起こったときでも速やかに対処できますよ。
引っ越し後すぐに使うものはわかりやすく
引っ越し直後すぐに必要になりそうなものに関しては、「すぐに使うもの」とマジックで箱に表記して、中にセットしておくのも一案です。その箱さえ開ければ、当日の生活は何とかなるというようにしておくと便利ですよ。
小さな子どもを連れての引っ越しはママもパパもストレスがいっぱいです。色々な箱を開けて探し疲れるのを防ぐためにも、すぐに見つかるように梱包の段階から工夫しておくとよいでしょう。
まとめ
赤ちゃんと一緒の引っ越しは、赤ちゃんにとっても、パパやママにとっても本当に大変なものです。赤ちゃんのストレスを軽減させるのも大切ですが、ママが頑張りすぎて体調を崩してしまわないように、パパと協力して引っ越しを終えるようにしてくださいね。