海外出産を決めた人必読!気になる費用や妊娠出産を乗り越える方法
パパやママの仕事などの事情によって海外での妊娠・出産を予定しているママはわからないことも多く戸惑うことかと思います。そこで今回は、日本と海外の出産はどこが違うのか、また、海外での出産を控えたママが知っておきたいことについてまとめてみましたので参考にしてくださいね。
目次
日本とここが違う!驚きの海外出産事情
日本ほど縛られない!自由な妊婦生活
1人目を日本、2人目をカナダで出産した友人ママに妊婦生活の違いについて聞きました。日本では、妊娠中の大幅な体重増加について産科医から細かくチェックを受けたのに対し、カナダではむしろ食事量の増加を歓迎されたそうです。正反対なんておもしろいですよね。
また、カナダではつわりの症状がひどいときに、それをおさめるための処方薬の購入以外は、通常の健診、エコー検査等すべて無料だったそうです。
大切な命を宿している妊婦に対する周りの人々の気遣いがとても温かく、スーパーで店員さんがさっと手を貸してくれたり、ほかの買い物客がドアを開けてくれたりなど、妊娠中に肩身のせまい思いをすることはなかったということです。
海外で人気の意外な出産スタイルとは?
近年は“ドゥーラ(doula)”という、妊娠中から産後までをサポートしてくれる人を雇って出産に臨む女性も増えています。ドゥーラは医師免許を持っていないため、出産の際には産科医や助産師が必要となりますが、妊娠中の生活、準備から、出産後の授乳やそのほかの生活のケアを助けてくれ、ママにとっての大きな精神的な支えとなってくれるそうです。
産後の退院が早いと聞くけど大丈夫?
ちなみにこのママは看護師から「病室の方がゆっくり静かに過ごせるなら1日入院してもいいし、自宅の方が落ち着くならすぐ帰ってもいいし、どっちにする?」と、本人の希望を聞かれたそうです。
出産は病気ではないから、ということももちろんそうですが、1日も早くファミリーで過ごす環境に入り、リズムを作っていくことも早期退院の理由だそうです。特に自宅に小さな子どもがいる場合は、その子どもたちのことも考えて、新しいメンバーを迎えたファミリーとしてスタートすることに、より意識を向けているようです。
お金に関する不安や疑問はこれでスッキリ!
海外在住でも出産育児一時金をもらう方法
必要提出書類や、申請可能な期限等、色々な規約がありますから、出産前にある程度のことは準備しておくのがよいでしょう。申請時に必要な書類を海外の機関で発行してもらう場合、時間がかかることもありますので、早めに手に入れる手続きをしましょう。
一方で海外出産を目的として渡航し、現地で出産をした場合は、出産育児一時金の申請ができない可能性が高いので、注意が必要です。
海外出産で大活躍の生命保険は?
そこで、保険料請求手続きをはじめ、現地機関とのやり取りなどを代行して行ってくれる、海外赴任者向けのヘルスケアプログラムという保険があります。保険対象外相当分は健康保険上乗せプランにてカバーし、日本の健康保険を有効に活用できるように事務手続きを行ってくれます。また、24時間日本語で対応してくれるというサービスも嬉しいですね。
必ずしも高額になるとは限らない
イギリスやカナダでは、妊娠や出産にともなう健診や検査に関しては、ほぼ無料です。ちなみにこの両国に関しては、医療費はほとんどかかりません。うらやましい、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは普段、市民もしくは永住権保持者として、税金を支払っているからなのです。
居住国や居住理由によっては、出産が高額にならない場合もあるということですね。
海外出産するなら知っておきたい三つのこと
日本から絶対持ち込みたい便利アイテム
海外で育児を行っているママの間では、ガーゼハンカチ、赤ちゃん用綿棒、赤ちゃん用爪きりバサミ、鼻水吸引機などが、日本から持ち込んでおきたい便利アイテムとしてよく取り上げられます。これらの商品は海外にもありますが、品質では日本製にかないません。
とくに日本製ガーゼハンカチは肌触りもよく、必須アイテムの一つのようです。また、赤ちゃん用綿棒は、赤ちゃんのお世話をする上でとても役に立つそうです。
そのほか、発熱時におでこに貼る冷却シートは、赤ちゃんから幼児まで長く使えるもので、日本帰国時には必ずまとめて買ってくるというママも多くいるようです。