子どもが歩くようになるのはいつから?歩く練習方法や注意点
赤ちゃんがよちよち歩いているのは本当に可愛いですよね。赤ちゃんが歩くのを心待ちにしているママは多いと思います。赤ちゃんが歩くのはいつ頃でしょうか?歩くのが遅かったら歩く練習をした方がよいのでしょうか?スムーズに歩き始めるように、歩く練習方法や注意点をまとめてみました。
子どもが歩くようになるのはいつからなの?
赤ちゃんが歩くようになる時期
体が大きい子はバランスをとるのが難しいので、歩けるようになるまでは少しゆっくりになりますし、体が小さい子はバランスをとりやすいので早くなるというのです。そのほかにも、上に兄姉がいる子は後を追いかけようとして早くなるという説があります。
ハイハイやつかまり立ちが早かった子は、筋力やバランス感覚がすでに身についていますので歩くのも早いという説、好奇心旺盛な子は自分で移動したいと思うので早いという説があります。
赤ちゃんが歩くようになるまでの過程
かなり早い時期につかまり立ちができても、伝い歩きをするまで長い時間かかる子もいますし、伝い歩きをしたと思ったらすぐに1人で歩いたという子もいます。それだけ個人差があるということなのです。
歩き始めるには、体のバランス感覚が養われ、足腰の筋肉や骨がしっかり発達し、自分から歩こうとする意欲があることが必要です。月齢に関係なく、この条件がそろったときに、歩けるようになるのです。
歩く時期が遅いなと感じるときの対処法
それぞれ生まれ持っての個性があります。わが子は少しゆっくりめのペースで歩き始める子だと思って、大らかな気持ちで見守りましょう。
健診などで歩くのが遅いと気にするのが、1歳6カ月頃だといわれています。有名なスポーツ選手で2歳頃まで歩かなかったという人がいるくらいですから、早く歩き始めることは、大きくなったら関係ないのでしょうね。
ママが焦って否定的なことをいうことや、無理やり歩かせようとすることは逆効果になります。焦らなくて大丈夫ですよ。
あんよができるようになるための練習方法
歩き始めの第一歩となるつかまり立ち
つかまり立ちをする前に、ハイハイができていること、手足の筋肉が十分に発達していることが必要です。全身の筋力がないとたとえ支えても立てないですから。
まずは、背の低いテーブルや椅子に手をつかせてから、ママが脇を持って立たせてみましょう。手で支えて、両足で体重を支えることを体験してもらうのです。
今までとは違った景色が広がりますから、きっと楽しいと感じてくれるでしょう。机の上にお気に入りのおもちゃが置いてあったら、さらに喜んで立っていてくれますよ。
おもちゃなどを使っての伝い歩き
まずは、つかまって歩けるような低いテーブルの上にお気に入りのおもちゃを乗せてみましょう。そのテーブルに手を置いて立たせてみます。
おもちゃに近づきたいと思ったら、自分の体重を手でも支えながら移動を始めてくれるでしょう。伝い歩きしなくてもつかまり立ちの練習になりますから、焦らないでくださいね。
伝い歩きを始めたら、ママはいつでも手の届く場所にいて見守ってくださいね。まだ不安定ですから、後ろに転んだり、転んでテーブルにあごを打ったりしては大変です。
少し離れた場所から呼んで歩行させてみよう
その一歩の勇気が出せるように、ママの手が届きそうで届かない少し離れたところから、名前を呼んでみましょう。もし、動こうとせず、つかまっている手を離そうとしなくても怒ってはだめですよ。それよりも、近づきたくなるようなママの笑顔を見せてみましょう。
転んでしまいそうになったら、ママの手を伸ばして支えてあげてくださいね。「歩きたい」と思う気持ちが大切なのです。
赤ちゃんが歩き始めたときの注意点
周りに危ないものがないか確認する
つまずかなくても滑るということがありますから、シートや新聞紙なども床にないようにしたいですね。電池、たばこ、ライターなど危険なものも赤ちゃんの手の届くところには置かないようにしましょう。ママが見ていないときに口に入れてしまったら大変ですから。
また、危険な場所には行けないよう工夫をしましょう。キッチンはガスコンロや包丁などがありますので、特に危ないですね。靴下を履いて滑ってしまっては危ないですから、裸足のままで過ごしましょう。