姉妹の子育て。姉妹の特徴を知ってコツとポイントをおさえよう
兄弟や兄妹・姉弟よりも姉妹は育児が楽だとよくいわれます。しかし、それぞれ性格は違いますし個性がありますから、大変なこともたくさんあると思います。姉妹だからこそ気を付けたい点や特徴などを知り、大きくなっても仲のいい姉妹でいられるよう育てていきたいものですね。
姉妹の子育てと姉妹関係の特徴とは?
姉妹は育てやすい?育てにくい?
一つ目に、気持ちを読むのが得意ということがあります。こうすれば相手が喜ぶということを考え、実行することができるそうです。
二つ目に、いやな事でもやらなければならないことはきちんとやる、という自己管理力が高いそうです。逆に男の子は、自分のやりたいことを先にやってしまい、嫌なことはやらないことも多いんだとか。だから、ママにとっては育てやすいと感じることが多いのですね。
育てやすい子が本当にいい子なのでしょうか。育てやすいとは、ママの思い通りになることではありませんよね。気づかないうちに子どもたちに我慢させてしまうことがないように気を付けましょう。
姉妹はどんな関係なの?
本人の性格によるものが大きいですが、生まれた順番や、姉妹の年齢差によっても特徴や個性が変わってくるそうです。お姉ちゃんが、親の期待に敏感であったり、妹が要領がいいといわれているのもそれにあたります。子どもたちの意志でどちらがお姉ちゃんか妹かを決めているわけではありませんので、姉妹による個性や特徴などは、理解してあげてほしいと思います。
年齢によっても、子どもたちが求めている親の対応のしかたは違います。姉妹の年齢差も考慮して、子どもたちに接してあげましょう。
兄弟の子育てとは何が違う?
ところが男の子なら、自分が経験していないことを突然やり始めたりするので、客観的に見ることができます。すぐに手や口を出さないことで、能力や自主性・自立性を伸ばしてあげられるそうです。
また、女の子は気持ちが複雑で、機嫌が悪い時など、親に厳しく口答えしてきたりいつまでも機嫌が直らなかったりすることが多々あります。
反対に、男の子は単純であっさりとしていることが多く、他の提案をすることで機嫌が直ることが多いそうです。女の子は言葉を使ったコミュニケーションが好きなようですよ。
姉妹の子育てでママが感じること
姉妹のメリットは?
また、ママからしてみれば同性なので気持ちを理解してあげることができ、これから思春期を迎えても相談に乗ったり、アドバイスをしてあげたりできますよね。
多くのお姉ちゃんは妹の世話をしたがります。妹はお姉ちゃんの真似をしたがります。ですから、お姉ちゃんは妹のいいお手本になってくれます。よく、上の子のしつけをきちんとすれば下の子は放っておいても大丈夫といわれますが、こういうことなんですね。
年齢が近ければ姉妹で一緒に遊ぶ時間も多くなりますので、ママもゆっくり家事をすることができますよ。
姉妹のデメリットとは?
そのため、姉妹同士の口げんかが増えてきます。女の子は原因をはっきりさせたがるので、口げんかがはじまるとなかなか終わりません。それぞれの言い分がしっかりあるので、ママが間に入っても仲直りがなかなかできません。
また、女の子は嫉妬することが多く、けんかの一番の原因になっていることが多いかもしれません。ですから、姉妹が一緒にいるときに片方だけを褒めたり、可愛がったりすることはやめた方がいいでしょう。気づかないうちにママがけんかの原因を作ってしまわないよう、姉妹の接し方に気をつけましょう。
姉と妹の立場を理解することが大切
妹は、お姉ちゃんの真似をしようとよく見ています。また、お姉ちゃんが失敗したりママに叱られているところもよく見ていますので、どうすれば褒められてどうすれば叱られるのか、状況を見て行動することができるのです。
そのため、ママからするとお姉ちゃんは要領が悪く、妹は要領よく見えるそうです。妹だけを褒めるということにならないよう、お姉ちゃんもよく見てあげてくださいね。