秋だから楽しめる幼児の遊び。手作りのアイディアや満喫方法を紹介
秋は気候もよく、いろいろな遊びが経験できる季節。どんぐりや落ち葉を使った作品は楽しい思い出になります。何を作ればいいかな?葉っぱの汚れは大丈夫かな?など知りたいことも多いですよね。この記事では、どんぐりや落ち葉の処理方法や作品の作りかた、子どもと一緒に楽しめる秋のイベントについて紹介します。
秋に沢山拾える、どんぐりを使って遊ぼう
拾ってきたどんぐりはしっかり処理しよう
どんぐりを拾ってきたら、まず外側を点検してください。穴が開いていたり、ヒビがはいっていたりすると工作には向かないので、残念ですが処分したほうがよいですよ。
点検が終われば、沸騰したお湯に洗ったどんぐりを入れます。大きさに応じて3~10分くらい茹で、日陰でしっかりと乾燥させます。水分が残っているとカビの原因になるので、しっかり乾かしてくださいね。
レンジで加熱処理もできるのでは?と思うかもしれませんが、どんぐりが破裂する恐れがあるのでやめておいたほうがよいでしょう。
大人と一緒に作ろう。どんぐりコマ
どんぐりコマの作り方はシンプルですが、先のとがった道具を使い危ないので、大人と一緒に作るようにしましょう。
作り方を説明します。加熱処理をしてやわらかくなったどんぐりを使ってくださいね。まず、キリを使って、どんぐりのへたがついていた固いところの真ん中に穴を開けてください。キリを強く押しすぎると、どんぐりを貫いて手を傷つけてしまうので注意しましょう。
つまようじを開けた穴に刺し込みます。手で持つ部分が長すぎるときは先をハサミで切ると、どんぐりコマの完成です。
拾ってきたどんぐりは食べられる!
あく抜きが面倒な人には椎(しい)の実がおすすめです。椎の実はあくが少ないので、茹でたり炒ったりした後に、あく抜きせず皮をむいてどんぐりご飯にすることもできるのです。
どんぐりを粉にして、どんぐりもちやどんぐりクッキーとして食べることもできます。ネットで、「どんぐり 食べ方」と検索するとレシピが紹介されているので探してみてくださいね。どんぐりを美味しく調理して、絵本に出てくるような秋の味覚を楽しんでください!
親子で拾いに行こう。色とりどりの落ち葉
落ち葉をきれいに保存するには
落ち葉はデリケートなため、扱い方によっては破れてしまいます。汚れている部分だけを水でそっと洗い流しましょう。抗菌効果を考えて洗剤を使いたくなりますが、落ち葉の色が変色してしまう恐れがあるので水だけのほうがよいでしょう。
洗った後は、晴れた日に外に干しましょう。天気のよい日は日光消毒ができるので安心ですね。落ち葉は、乾いたようでも水分を含んでいます。保管するならビニール袋より紙袋が安心です。
落ち葉を集めて形や色の違いを比べてみるのも楽しいですね。葉っぱの種類を図鑑で探してみると親子の会話が増えそうですね。
拾ってきてすぐできる、落ち葉アート
落ち葉のほかに、好きな大きさや色の画用紙とのりとハサミを準備します。落ち葉の汚れが気になる場合は、先にお話ししたように水洗いし乾かしてください。急ぐときは、水気をよく拭き取って使います。
落ち葉を好きな形に切り抜き、落ち葉にのりをつけます。イメージができたら、画用紙に自由にはりつけましょう。落ち葉アートに決まりはないので、子どもの自由な発想を大切にしたいですね。
色鉛筆やクレヨンを使って絵を描くのもおすすめです。作品を壁に飾って芸術の秋を楽しんでくださいね。
簡単!葉脈がくっきり葉っぱのスタンプ遊び
画用紙に葉っぱをボンドで貼りつけ、反対の面に絵具で色づけします。このとき、絵具の水分が多いと葉っぱの形がでにくいので、水加減は慎重に。絵具をつけた面を作品にしたい画用紙にぺたんと押せば、葉っぱのスタンプ遊びが楽しめます。
きれいな形の葉っぱだけでなく、端が虫に食べられているものや、破れてしまった葉っぱでも面白い形になるかもしれません。色を変えたり、重ねて押したりするのも楽しいですね。世界に一枚の芸術作品を作ってくださいね。
秋はイベントがいっぱい!親子で満喫しよう
家族で自然を満喫できる秋キャンプ
ダッチオーブンやスモーク料理のできるセットを持って、おしゃれにバーベキューを楽しむのもよいですね。日帰りなら、お昼の食材とおむつや着替えなどの準備だけなので気軽に出かけられるメリットがあります。
テントには慣れていなくても「宿泊したい!」と思ったら、コテージやバンガローに泊まるのがよいでしょう。建物だけのものから、電化製品がついて泊まりやすいものまでいろいろです。どんな設備がついているのかを確認して、予約するようにしましょう。