【東京・日暮里】ローラーすべり台デビューにうってつけ「日暮里公園」
今回取材をするのは日暮里にある通称「ローラー公園」「夕焼け公園」とも呼ばれる、小さめなサイズの公園です。ローラー公園はもとかく、何故、夕焼け公園と呼ばれているのか?その辺りも探りながら取材を進めていきましょう。
「夕焼け公園」と呼ばれる地域に馴染んだ公園
JR常磐線「三河島駅」から徒歩7分
公園から一番近い駅はJR常磐線「三河島駅」ですが、「日暮里駅」からでも徒歩15分ほどで行ける距離。今回は「三河島駅」からスタートします!
駅の出口は1つ、構内にはエレベーターもありますので、ベビーカーの方はそちらを利用すると良いですね。改札を出たら右に曲がりましょう。車の通りは多めですが、歩道はベビーカーでも十分に通れる道幅で、駅から3つめの信号を左に曲がって少し歩くと到着です。
公園を象徴する2つの彫刻
日暮里公園は昭和18年に開園され、古くから地域で親しまれている場所です。周りには幼稚園や小中学校があるので、公園へ近づくほどに子ども達の声がたくさん聞こえてきますよ。
それでは早速、園内を探索開始!
まず目に付くのはシンボルらしき彫刻。説明プレートが無かったので後日調べた情報になりますが、「夕焼けの詩」という作品だそうです。
そう!これが「夕焼け公園」と呼ばれる理由と繋がります。かつて、童謡作家・中村雨紅がこの地域の小学校へ教師として赴任をして「夕焼け、小焼けで日が暮れて〜」でお馴染みの童謡「夕焼け小焼け」を作詞したことから呼ばれるようになったとのこと。
そして、もう1つ気になるのが、広場の一角に置かれた胸に手を当てて空を眺めている彫刻。一瞬、考える人?と思ってしまいましたが、全然違いますね。
これは「まほろばの像」という作品で、“まほろば”とは優れた場所や好きな場所などの意味があります。そう言われて見てみると、幸せそうというか、感無量の表情を浮かべているようにも見えるかも。
その昔「日が暮れるまでいても飽きない」と賞賛され、ひぐらしの里と呼ばれた日暮里らしさを象徴するような彫刻ってことですね。
全長16mのS字コーナー付きすべり台
ローラー初心者も安心のコース
彫刻がある広場の奥へ進むと園内中央の小さな丘の上に、すべり台らしきもを発見!
ありました!丘の上から滑るローラータイプのカラフルなすべり台です。全長16mで小さなS字カーブがあります。