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【東京】三鷹の森ジブリ美術館で親子一緒に楽しく迷子になろう

【東京】三鷹の森ジブリ美術館で親子一緒に楽しく迷子になろう

常設展示室「映画の生まれる場所」に圧倒

夢とアイディアが詰まった宝箱のような部屋

こちらは少年の部屋と少女の部屋をそれぞれイメージしたという作業部屋。ここで湧き上がったイメージが一本のアニメーションになるまで、作り手たちの仕事を紹介する展示です。

少年の部屋では物語を構想する部屋として資料やモノがたくさん!「あのキャラクターのイメージはここから湧いたのかな?」と思うようなオブジェがあります。

少女の部屋ではドライフラワーが飾ってあったり、色鮮やかな背景画が壁一面に貼られていたりします。

どちらの部屋もとってもオシャレで温かみのあるジブリの世界観がでていますね。

ジブリ作品といえば、背景の自然や建物の美しさも魅力の一つ。柔らかなタッチと質感が物語性を高め、私たちを想像の世界へ引き込んでくれます。

作品の鍵を握る「絵コンテ」。上映時間を計算しながらコマを描き、ストーリーをまとめてゆくのです。想像を絶する精密さに圧倒されます!

貴重な映画の絵コンテを生で見れるコーナーもあるので必見です!えんぴつで描いただけでも迫力を感じるし、細かい設定に鳥肌が立ちました…。

先ほどの絵コンテを元に何千枚もの動画が描かれ、色が塗られてゆきます。主に男性が絵を描き、女性が色塗りと担当を分かれていたそうです。プロのイラストと生のセル画に感動!

壁には昭和のスタジオの様子が描かれていて、大変ながらも和気あいあいと作業している様子が伝わってきます。

小さな子どもは部屋に飾られたインテリアやイラストなどを見ているだけでも、ワクワクして楽しんでくれそうですね。

ぐるぐるとレバーを回すと絵やフィルムの動きをチェックできる編集機は、実際に動かして体験できます。これは、子どもが何度もやりたくなりそう!

ただ普通に作品ができるまでの工程を見せるのではなく、好奇心をくすぐりつつ楽しく伝えてくれるところがステキですね。

次回の企画展示は「映画を塗る仕事」展

© Studio Ghibli © Museo d'Arte Ghibli
ジブリ美術館では常設展示の他に、企画展示も行われています。次回 2018/11/17(土)から始まる新展示は「映画を塗る仕事」展!

デジタルでイラストに着彩するのが主流の昨今、セル絵の具による限られた色数の中で描かれる動画の数々を間近で見れるチャンスです。こちらは2019年の11月頃まで行われる予定となっています。

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