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【東京・桜新町】サザエさん生みの親の世界を堪能!長谷川町子美術館

【東京・桜新町】サザエさん生みの親の世界を堪能!長谷川町子美術館

世田谷区桜新町。東急田園都市線沿いにあるこの町に、あの国民的人気作品「サザエさん」を生んだ長谷川町子先生が創設した美術館があります。町子先生と姉の毬子さんが集めた美術品を主に展示している美術館ですが、毎年夏には「アニメサザエさん展」が催されています。現在は惜しくも終了してしまいましたが、「アニメサザエさん展」の様子をレポートしたいと思います!

桜新町はサザエさんの町!

サザエさん通りは愉快な商店街

長谷川町子美術館は東急田園都市線の桜新町駅から徒歩約7分。南口から出るとサザエさんとタラちゃんがお出迎えしてくれました!「は〜い〜!」とタラちゃんの声が聞こえきそう。銅像はここだけでなく、西口にはサザエさん一家が、北口にはカツオとワカメがいるので要チェック!

矢印に沿って歩くとすぐ「サザエさん通り」にぶつかるので、商店街を抜けて美術館へ。道行くお店の中にはサザエさんのパネルが置いてあったり、道路もサザエさんがたくさん装飾されているので、どれだけ愛されているのかが分かります。

頭の中のBGMはすっかりサザエさんのテーマ曲がリピートされ、足取りも軽くなった気分。子どももワクワクしながら向かうことができそう!

オリジナルレンガのアイデア溢れる美術館

美術館へ着きました。建物全体のデザインは長谷川町子先生が手がけており、ユニークな歩道の段差にも先生の遊び心を感じます。これならベビーカーでも楽しく登ることができますね、サザエさん一家と入り口へ向かいましょう!

壁のレンガも町子先生が自ら選んだもので、あえてボコボコで不揃いのレンガをオーダーしたそうです。小さなところまでこだわりぬいた建物もこの美術館の魅力の一つなのですね。

では早速中へ!今回は長谷川町子美術館のスタッフである相澤さんにお話を伺い、ご案内していただきました。

夏の恒例企画、今年は「お祭り」がテーマ

アニメサザエさん展は夏だけの風物詩

通常期間は美術を愛した長谷川町子先生と姉・毬子さんのコレクションを展示していますが、毎年夏にはアニメサザエさん展が行われ、館内がサザエさん一色に染まります。

なお、アニメサザエさん展は2018年8月26日に終了しており、現在は収蔵コレクション展「秋の贈り物」の展示が2018年11月25日まで行われておりますのでご注意ください。常設されたサザエさんの模型・原画は閲覧可能です。

今年のテーマは「お祭り」ということで、提灯や各地の伝統的なお祭りのイラストがサザエさんとともに展示されていました。

来場者は日本全国から!海外も多数

会場に足を踏み入れると右手のボードにはこんな来場者マップがありました。関東地域がやはり多いですが、それでも全国各地から様々な方が来ています。海外からもたくさん来場されていて、サザエさんが日本だけでなく世界中で愛されていることがわかりますね。

今回のテーマにちなんで、来場者の地元のお祭りが紹介されています。たまたま、私の地元のお祭りが目に入ってうれしくなりました!お祭り大国ニッポンなんだなと実感します。

長谷川町子先生と祭の関係

反対側では長谷川町子先生と縁のあるお祭りが紹介されていました。

1つは「ねぶた祭り」。ねぶたと聞くと青森を想像してしまいますが、なんと東京でも行われていたのですね!

「桜新町は毎年9月の第2土曜日にねぶた祭りというものをやっておりまして、桜新町の商店街と青森県の浪岡町で交流があり、桜新町商店街の50周年記念をきっかけにねぶた祭りを開催するようになったんですよ。」とスタッフの相澤さん。毎年2台、サザエさんの新しいねぶたを作成しているそうです。

もう1つは町子先生が幼少期を過ごし、戦争での疎開先でもお世話になったという福岡・博多で行われている「博多祇園山笠」。館内の壁にも大きなサザエさん山笠の絵が飾ってあります。

こちらの山笠のイラストは、下からみるとすごい迫力でした!

どちらのお祭りも日本の伝統あるお祭りなので、一度足を運んでみたくなりますね。祭りにも愛されるサザエさんの人気と影響力を感じます。
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