3歳児の服選びのポイントは?季節に合った服装やイヤイヤ期の対策も
子どもが3歳になるので、そろそろ次のサイズの服を探しているママもいることでしょう。そこで今回は3歳児の服のサイズの目安とその選び方、季節別に見る服装のポイント、服へのこだわりや着替えを嫌がるときの対処法などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
3歳児の服のサイズの目安や選び方は?
3歳児の服のサイズは95~100が目安
95と100は両方とも3歳児向けの服でありながら、実は大きな違いがあります。95はベビー服に分類されるので、おむつを下に履きやすいようにお尻まわりに余裕が持たせてあり、縦幅より横幅の余裕を意識した作りになっていることが多いようです。
逆に100は子ども服の分類になるので、下におむつをはくような余裕は少なく、縦幅の成長を考えた作りになっています。
このような違いがあるので、子どものニーズに合っている方を選ぶようにしましょう。
自分で着替えられる着脱しやすい服を選ぼう
95の服だと、首元にスナップボタンや小さなボタンがついていることがあります。これは子どもが自分では留めたり外したりすることができないので、避けるようにしたいですね。トップスやボトムスにボタンがついている物を選ぶときは、子どもの指でも扱いやすいよう、大きなボタンの物にしましょう。
また、服の前後がわかりやすいデザインの物を選ぶと、前後を間違えずに上手にひとりで着替えをすることができますよ。
アイテムごとにサイズ選びをしてみよう
トップスは、ノースリーブもしくは半袖は少し大きめを買って、2シーズンぐらい着ることも可能です。しかし長袖は大きすぎると袖がもたついて遊びにくいので、ジャストサイズを選ぶようにしたいですね。
ボトムスはウエストがジャストサイズ、もしくは内側でサイズ調節できるものを選ぶようにしましょう。丈が長すぎると、裾を踏んで転ぶことがあるので気をつけてくださいね。
季節別で見る3歳児の服装のポイント
夏は汗をたくさんかくので肌着は忘れずに
肌着があれば、たくさん汗をかいても肌着が汗を吸収し、重ね着しているトップスを乾いたままの状態で保つことができます。エアコンの効いた室内でも体が冷えにくくなるのでおすすめですよ。
また、外で遊んでいるときも肌着があれば汗を吸収してくれるので、トップス1枚だけのときより体温の上昇をゆるやかにする効果もあります。さらに肌の上に汗が溜まらないので、あせもやかぶれなどの肌トラブルを防ぐことができます。
肌着は吸汗および速乾性のある素材の物を選ぶように心がけましょう。
寒い冬でも厚着になりすぎないようにしよう
厚着になりすぎると、公園や外で遊んでいるうちに汗をかくことがあるので気をつけたいですね。汗をかき、肌着が湿ったままの状態でいると、体が余計に冷えて風邪をひいてしまいます。汗をかいたら肌着を着替えさせるようにしましょう。
また、長袖の肌着に長袖のトップス、さらに長袖のアウターを着ていると腕が動かしにくく、遊びにくいかもしれません。この場合、肌着は半袖にする、トップスの上にベストを重ねるなどして動きやすいように工夫しましょう。
どうしても長袖を重ねる場合は、伸縮性のある素材の物を選ぶと快適ですよ。
その日の気温に合わせることも大切
昨日外出したら暑かったので、今日は薄着で出かけたら、思っていたよりも寒くて困ったということもあるでしょう。その逆もしかりで、必要以上に厚着をしてしまい、汗をかくこともありますよね。
出かける前にその日の気温をチェックしてから、その日の服装を決めるようにしましょう。気温が25℃以上のときは半袖半ズボンでも大丈夫です。しかし夕方に冷え込む可能性がある場合は、薄いカーディガンが1枚あるとよいですね。
気温が20℃ぐらいであれば、長袖長ズボンを着せるようにしましょう。やはりカーディガンやパーカーなどの羽織り物があると安心です。
服へのこだわりや着替えを嫌がるときの対応
前日に服を選んでおくと翌日もスムーズに
3歳ぐらいになると好みがはっきりしてきて、服にこだわりを示す子どももいます。子どもの主張が出てくると、成長していることがわかって嬉しい反面、ときには困ってしまうこともありますよね。
出かける前にスムーズに着替えを済ませるためにも、前日に服を選んでおくと安心ですよ。たとえば「明日は公園の砂場に遊びに行こう。砂場で遊ぶにはどんな服を選んだらよいかな?」と、子どもに問いかけて一緒に考えるのも楽しいですね。
前日に服を選んでおけば、翌日出かける前に子どもがぐずることなく、スムーズに準備することができますよ。