赤ちゃんの服のサイズが知りたい!サイズの確認方法や選び方をご紹介
出産時期が近づいてくると、赤ちゃんの服を用意し始めますね。しかし、いざ準備に入ろうとしたときに「サイズってどれくらい?」と悩むかもしれません。さまざまな種類があって、表記も違うと混乱してしまうママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、赤ちゃんの服のサイズや選び方などをご紹介します。
国内製や海外製でサイズ表記が違うベビー服
日本は身長に合わせたサイズ表記
日本の赤ちゃんの出生時の平均身長と体重は、約50cm、 3,000gです。このことから新生児用にママが準備する服のサイズは、50cmが一般的でしょう。メインは50cmですが、すぐに小さくなってしまうので数枚は60cmも用意しておくと安心ですね。
ただし、もう少し成長すると身長ではなく、体重を基準にする方が着せやすくなります。なぜかというと、赤ちゃんは体重によって腕やお腹、太もも周りや肩のあたりの肉のつき具合が変わってくるからです。
身長を基準にすると、肉づきのよい赤ちゃんにとっては窮屈となってしまいますので、注意しましょう。
海外ブランドは月齢表記が多い
アメリカ製は、月齢表記が標準です。「3m」とあるのは0~3カ月を表し、日本のサイズでは身長60cmに相当します。ヨーロッパ製は身長表記で50cmから始まり、韓国製は号数表記でかぞえ年で考えます。
ところが、数字だけでは分からないのがサイズ感ですね。基本的にヨーロッパ製は身体にフィットするようなピッタリサイズ、韓国製は細身に作られているため、日本のサイズに慣れたママには窮屈に感じるかもしれません。アメリカ製は、アメリカの赤ちゃんに合わせてありますので、少し大きく感じるものもあるでしょう。
細かな身長表記になっているメーカーも
一方、ヨーロッパといっても広いですね。そのため、国によっては表記が異なる場合もあります。フランスとイタリアでは、身長ではなく月齢や年齢の表記となっているようですね。
また、同じ月齢でもフランスの服はピッタリとした作りで、吸汗性や伸縮性に優れ、イタリアは大きめです。スペインは、サイズ感にブランドによるばらつきがあるのと、首回りが小さく裾や袖が長いこともあるようですよ。
月齢別で選びたいベビー服のサイズについて
生後3カ月頃までは50から60cmの服を
また、生まれてみたら思っていたより大きい赤ちゃんだった場合は、サイズアウトするのも早いでしょう。赤ちゃんに着せるためには、水通しも必要ですね。それらのことを考えると、前述したとおり60cmサイズも準備品のなかに入れておくことをおすすめします。
服のサイズが合わなくなると、短肌着はお腹が出てきてしまいますし、コンビ肌着はボタンが留めにくくなるでしょう。そんなときに、ワンサイズ上のものがあるとすぐに着せることができるので安心ですね。
70cmは1歳前に卒業する子が多い
ただし、これは目安です。誕生時の大きさや成長速度には、個人差があります。そのため、「体重は重いけど、まだ4カ月だから60cmなのね」「もう11カ月だから80cmに変えないと」などと思わずに赤ちゃんの成長に合わせた服選びをするようにしましょう。
70cmから80cmに変える時期は1歳前後が多いようですが、赤ちゃんによってはまだ体が小さいので1歳半でも着ていたという子もいます。移行時期は、赤ちゃんを見てママが臨機応変に合わせてあげましょう。
長く着られてデザインも豊富な80cm
1歳を過ぎると赤ちゃんの動きも活発になってきます。歩き出し遊びの範囲も広くなるため、お腹が出ないように長めの肌着にしようと考えるママもいるでしょう。
80cmサイズは身長75~85cm、体重11~13kg対応です。身長も重要ですが、体重が達しているなら80cmサイズに移行しましょう。1歳の平均身長が73.4cm、2歳1カ月の平均が85.0cmですから、着用期間は今までの服より長く着ることができそうですね。
成長に合わせた着せやすいベビー服の選び方
首がすわる前は前開きの服を選ぼう
おむつ替え、お着替えなどを簡単にするには、かぶるタイプより前開きタイプの服の方が利便性に優れています。寝ていても裾を上にサッと上げるだけでおむつ替えできますし、着替えのときも一式を先に敷いておいて、その上に赤ちゃんを寝かせて袖などを通すことで着せることができますね。
このように、新生児~首すわり前の赤ちゃんの服を前開きにするにはきちんとした理由があるのです。肌着の上に着るドレスオールやツーウェイドレスなどは紐ではなくスナップが主流ですが、やはり前開きのものを選びましょう。