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子どもに教えたい食事のマナー。親子で学べる教室とオススメの本

子どもに教えたい食事のマナー。親子で学べる教室とオススメの本

子どもが大きくなるにつれ、食事のマナーをどう教えていいか?と悩んでいるママもいるかと思います。ここでは、幼児期・離乳食期からはじめられる食事のマナーの教え方やホテルで行っている子ども向けテーブルマナー講座、マナーを楽しく学べる絵本の紹介など、マナー関係の情報をピックアップしていきます。

小さな頃から食事のマナーを習慣に!

離乳食期から始める食事マナー

大人と似たような食事を始める幼児期には最低限の食事のマナーを身につけさせるようにしたいですよね。まずは、食事を清潔な状態で始めるということを教えるため、食べる前に手洗いうがいを習慣づける練習から始めてみましょう。子どもは初めは上手にうがいをすることができませんが、ママやパパが手本を見せてあげましょう。

食事の始まりと終わりの挨拶も大切です。ママやパパが「いただきます」「ごちそうさまでした」と挨拶をしているのを見るとマネをするので、子どもの前できちんと挨拶するところを見せましょう。

また、食べるときは口を閉じて噛むということを練習をさせましょう。一緒に食事をしながら教えていき、うまくいかなくても叱らずに繰り返し教えていくことがポイントになります。

食事マナーの基本を覚える幼児期

離乳食期から食事のマナーを教え始めましょう。まずは、子どもが食事に集中できるための環境作りが必要になってきます。注意散漫にならないようにテレビなどを消し、集中して食事ができるように子ども用の椅子などに座らせるようにしましょう。背もたれに隙間が空いてしまう場合は、タオルなどを使い埋めてあげると姿勢が安定し食事に集中することができます。

食事をしているときは、周りで兄弟が遊ばないように気をつけましょう。興味が遊びにいってしまい食事が進まなくなってしまいます。

また、食事の挨拶も身につけるように教えてきましょう。離乳食期の赤ちゃんは、いただきますと声に出して挨拶をすることは難しいですが、食べ始める前に手を合わせるポーズができるといいですね。

近くにいるママパパが見本

基本的な食事のマナーを身につけるには、幼いときからの正しい習慣が大切です。何も知らない子どもは、ママやパパが常に見本となっており、普段の生活で何気なくしている行動を見てマネをします。子どもの1番近くにいる両親が見本という意識をしっかりと持つようにしましょう。

子どもにマナーを教えるときは、細かく注意をするのはよくありません。子どもに物事を吸収させるためには、まず食事をする場が楽しいと思わせることが大切です。つい口を出したくなってしまっても、グッと堪えゆっくりとマナーを覚えていくのを見守ってあげましょう。

また、ごちそうさまなどの挨拶がしっかりとできたときは、ちゃんと褒めてあげることも大切です。

食事マナーも学べる子ども向けマナー教室

食育のひとつ、テーブルマナーを学ぶ

食育のひとつにもなっているのが、「マナーやしつけ」です。周りに迷惑をかけずに楽しく食事をすることはとても大切で、幼い頃からの家庭の食卓でマナーは培われていきます。

しかし、近年は共働きの世帯の増加や、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしていない家族が増えたことにより、家庭でのしつけが十分でない状況となってきています。これを受け、文部科学省も食育推進基本計画に「あらためて食事マナーを意識的に学ぶ場が必要」と定めたことにより、ホテルなどでテーブルマナーを親子で学べる場が増えました。

お家ではうまくテーブルマナーを教えられないという方は、このようなプロが教える企画を体験することで、子どもだけでなく大人も食事のマナーを考えるきっかけになるのでおすすめです。

未就学時も参加可能なキッズマナー教室

子どものマナーインストラクターによるイベントは、全国各地で行わています。箸を持ち始める3歳頃から参加できる教室もあり、箸の持ち方などテーブルのマナーをイラストを使いながら学ぶことができます。マナーや礼儀作法などを学ぶということは、堅苦しいイメージがあるかと思います。しかし、小さなうちにマナーを学ぶことは、将来的にもメリットは大きいのでクセがつく前の幼児期に体験をすることは、プラスに働きます。

キッズマナー教室では、マナーとともに「聴く」「質問する」などのコーチングを取り入れ、子どもの可能性を引き出しながら楽しく学べます。
教室によっては、ママ向けのキッズマナー講座も行っており、教室だけでなくお家で教えるヒントを得ることができます。

ホテルが主催するテーブルマナー講座

ホテルのスタッフが講師となり、テーブルマナーをレクチャーしてくれます。内容は、ナイフやフォーク、箸の使い方や料理を美味しく食べるコツなどを参加者の質問に答えながら教えてくれます。主に小学生を対象としているホテルが多いですが、未就学児の参加が可能な講座もありますので一度確認をしてみてください。

ホテルが主催をする講座の良いところは、家では教えることが難しい、コースの作法を学べる点にあります。周りも同じような年齢の親子が集まっているので、リラックスした状態でテーブルマナーをプロに教えてもらえるのは、子どもにとってとても貴重な経験となります。

開催時期ですが、夏休みやゴールデンウイークなど子どもが参加をしやすい長期の休みに開催されることが多いです。

子どもにマナーを教えるのにオススメの本

子どもが興味を持つ本や絵本で楽しく学ぶ

子どもが興味を持ちやすい絵本などを使ってマナーを学ぶ方法もあります。絵本は、挨拶やトイレ、乗り物など様々な場面でのマナーがイラストとともにわかりやすく描かれています。子どもが興味を持ちやすい絵本を使うことで、絵本の中のキャラクターを例にだして「ご飯の前に挨拶をしよう」「電車では静かにしようね」と、子どもに伝えやすくなります。

絵本で子どもにマナーを全て伝えることができるわけではありません。楽しみながら絵本を読み、マナーが少しでも伝わればいいなと思うくらいの気持ちでいましょう。

また、子どもにマナーを教えるには教える側のママやパパがちゃんとしたマナーを知っておく必要がりますので、親も子どもと一緒に学ぶという気持ちを持っておきましょう。
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