子どもに教えたい食事のマナー。親子で学べる教室とオススメの本
子どもが大きくなるにつれ、食事のマナーをどう教えていいか?と悩んでいるママもいるかと思います。ここでは、幼児期・離乳食期からはじめられる食事のマナーの教え方やホテルで行っている子ども向けテーブルマナー講座、マナーを楽しく学べる絵本の紹介など、マナー関係の情報をピックアップしていきます。
小さな頃から食事のマナーを習慣に!
離乳食期から始める食事マナー
食事の始まりと終わりの挨拶も大切です。ママやパパが「いただきます」「ごちそうさまでした」と挨拶をしているのを見るとマネをするので、子どもの前できちんと挨拶するところを見せましょう。
また、食べるときは口を閉じて噛むということを練習をさせましょう。一緒に食事をしながら教えていき、うまくいかなくても叱らずに繰り返し教えていくことがポイントになります。
食事マナーの基本を覚える幼児期
食事をしているときは、周りで兄弟が遊ばないように気をつけましょう。興味が遊びにいってしまい食事が進まなくなってしまいます。
また、食事の挨拶も身につけるように教えてきましょう。離乳食期の赤ちゃんは、いただきますと声に出して挨拶をすることは難しいですが、食べ始める前に手を合わせるポーズができるといいですね。
近くにいるママパパが見本
子どもにマナーを教えるときは、細かく注意をするのはよくありません。子どもに物事を吸収させるためには、まず食事をする場が楽しいと思わせることが大切です。つい口を出したくなってしまっても、グッと堪えゆっくりとマナーを覚えていくのを見守ってあげましょう。
また、ごちそうさまなどの挨拶がしっかりとできたときは、ちゃんと褒めてあげることも大切です。
食事マナーも学べる子ども向けマナー教室
食育のひとつ、テーブルマナーを学ぶ
しかし、近年は共働きの世帯の増加や、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしていない家族が増えたことにより、家庭でのしつけが十分でない状況となってきています。これを受け、文部科学省も食育推進基本計画に「あらためて食事マナーを意識的に学ぶ場が必要」と定めたことにより、ホテルなどでテーブルマナーを親子で学べる場が増えました。
お家ではうまくテーブルマナーを教えられないという方は、このようなプロが教える企画を体験することで、子どもだけでなく大人も食事のマナーを考えるきっかけになるのでおすすめです。
未就学時も参加可能なキッズマナー教室
キッズマナー教室では、マナーとともに「聴く」「質問する」などのコーチングを取り入れ、子どもの可能性を引き出しながら楽しく学べます。
教室によっては、ママ向けのキッズマナー講座も行っており、教室だけでなくお家で教えるヒントを得ることができます。
ホテルが主催するテーブルマナー講座
ホテルが主催をする講座の良いところは、家では教えることが難しい、コースの作法を学べる点にあります。周りも同じような年齢の親子が集まっているので、リラックスした状態でテーブルマナーをプロに教えてもらえるのは、子どもにとってとても貴重な経験となります。
開催時期ですが、夏休みやゴールデンウイークなど子どもが参加をしやすい長期の休みに開催されることが多いです。
子どもにマナーを教えるのにオススメの本
子どもが興味を持つ本や絵本で楽しく学ぶ
絵本で子どもにマナーを全て伝えることができるわけではありません。楽しみながら絵本を読み、マナーが少しでも伝わればいいなと思うくらいの気持ちでいましょう。
また、子どもにマナーを教えるには教える側のママやパパがちゃんとしたマナーを知っておく必要がりますので、親も子どもと一緒に学ぶという気持ちを持っておきましょう。