家族で楽しめる簡単な料理レシピ!フランスのチーズ料理ラクレット
ママへのおすすめポイント
準備も簡単でおいしい上に特別感がある
ラクレットの準備といえば、じゃがいもを茹で、食材をお皿に並べるだけなのでとても簡単ですよね。その上、ちょっといつもとは違った料理を楽しむことができるので特別感も味わえます。
フランスでも「今夜はラクレットにしよう」と言うと、家族もいつもより少し気合が入る雰囲気です。フランス人は友だちを家に呼んで食事をするのも大好きなので、冬の簡単なホームパーティでラクレットが登場することもあります。こんなときの手土産はもちろんワインです。
ラクレットの主役はチーズなので、できればおいしいハードチーズを選ぶようにしたいですね。生ハムを子どもに食べさせたくない場合は、普通のハムでもおいしく食べられます。我が家も6歳の娘が生ハムを食べられないので、いつも普通のハムを用意していますよ。
フランスママもやっている低カロリーアレンジ
ラクレットは茹でたジャガイモとチーズのハーモニーがたまらなくおいしいのですが、やはりカロリーが気になりますよね。フランス人ママたちも「ラクレットは食べたいけど太りたくない」と考える人が多いようです。
フランス人ママ友に教えてもらったのは、高カロリーで高糖質であるじゃがいもをやめて、ブロッコリーやチコリー、ズッキーニなどの野菜で代用する案です。私も実際に試してみましたが、じゃがいもほど重たく胃に残らず、おいしく野菜が食べられるのでおすすめです。チーズとの相性も抜群ですよ。
下茹でしたチコリーや焼いたズッキーニの上にとろりとしたチーズをかけると、それだけで小さなごちそうの出来上がりです。これなら野菜が苦手な子どもでも大好きなチーズと一緒に食べてくれるかもしれませんね。
子どもが食べる場合は、野菜を細かく切り刻み、ラクレットグリルの上で直接チーズと混ぜ合わせるのもおすすめです。
ラクレットグリルがなくても大丈夫
「ラクレットを食べてみたいけれど、うちにはラクレットグリルがない!」というママもいるでしょう。ラクレットグリルがなくても家庭にある道具を使って楽しめますよ。
まず、ラクレットチーズを厚さ5~10mmにスライスして、ホットプレートもしくはフライパンに並べます。チーズが溶けてきたら、フライパン返しですくい取り、茹でた野菜やハムの上にかけて熱いうちに食べましょう。チーズが焦げる前にすくい取ってくださいね。
普通の丸いフライパンでもよいですが、卵焼き用の四角いフライパンを使うのもよいですね。まずは家にある器具を使ってラクレットを楽しみ、家族が気に入ったようであれば専用のラクレットグリルを購入するのも一案ですよ。ネット通販でも購入可能です。
まとめ
今回は、フランスの定番チーズ料理のラクレットについてご紹介しましたが、いかがでしたか?フランスのスーパーの店頭にラクレットチーズの詰め合わせが並び始めると、「もうこんな季節」と、毎年冬の到来を実感します。
最近では日本国内の輸入食品を扱うスーパーでもラクレットチーズを見かけることが増えてきました。これをきっかけに、ぜひお家で家族一緒にラクレットを楽しんでみてください。
友だち家族と一緒にフレンチな冬のホームパーティを計画するのも素敵ですね。