埼玉で子育て予定のママへ。埼玉の特徴や子育て世代が住みやすい都市
「東京のベッドタウン」と呼ばれることも多い埼玉。東京に比べて家賃や物価が安い分、子育て世帯にも人気の県です。そこで今回は、埼玉県の「特徴」や「福祉サービス」、「子育て世帯におすすめの都市」など、埼玉での子育てを検討しているママに役立つ情報を紹介していきます。
埼玉県に住んでみたい!どんなところ?
都内へのアクセスが便利
県南であれば、都心まで電車で30分以内で行けるというのは魅力的ですよね。しかも運行本数も多いので、時刻表をあまり気にしすぎなくても大丈夫。ただし、乗りなれないと乗り換えが複雑で難しいので、スマートフォンの乗換案内アプリで調べてから利用することをおすすめします。
ほどよく都会でほどよく田舎、というところが子育て世帯が住むのにちょうどいい立地で人気のようです。
なんといっても災害に強い
国土交通省によれば、2006年~2014年までの土砂災害(土石流、地滑り、がけ崩れ)の発生件数が、全国で最も少ないのは埼玉県となっています。また、関東平野の真ん中に位置しており、地盤の固い地域が多く、地震発生件数も少ないのです。
さらに、埼玉県は「海のない県」なので、津波の心配もあまりありません。子育てをするなら、できるだけ自然災害の少ないところに住みたい、というのがママの正直な気持ちでなのではないでしょうか。
さいたま市/「さいたま市災害に強いまちづくり計画」
本計画は、「地域防災計画」に基づく防災・減災の具体的なアクションプランであり、計画の基本理念である 『みんなでつくろう、誰もが安心・安全に暮らせる災害に強いまち』 を実現するため、体系別に計画目標をたて、「自助・共助・公助」に取り組むものです。 現行計画の計画期間が、「平成20年から平成24年度まで」となっていることに加え、東日本大震災における教訓・課題に基づき、「地域防災計画」が平成24年6月に改定されたことに伴い、見直しを行いました。
大型ショッピングモールなどの施設が充実
【埼玉北部】
- アリオ鷲宮(わしみや)…久喜ICから車で約10分
- モラージュ菖蒲(しょうぶ)…久喜ICから車で約15分
【埼玉東部】
- イオンレイクタウン…JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」直結
- ららぽーと新三郷(しんみさと)…JR武蔵野線「新三郷駅」直結
【埼玉西部】
- 三井アウトレットパーク入間(いるま)…車で入間IC降りてすぐ
子育てに嬉しいサービスや取り組みは?
医療費助成などの育児サービス
中でも新座市(にいざし)は、高校卒業まで外来・入院ともに医療費が全額無料と、手厚いサービスになっています。乳幼児期は特に医療機関を受診するとこが多いと思うので、埼玉の医療費助成制度はママにとっても嬉しいサービスですよね。
また、医療費助成以外にも独自の育児サービスを提供している自治体もあります。例えば、桶川市(おけがわし)では3人乗り自転車の購入費を半額助成(限度額3万円)する制度があったり、和光市では認可外保育園を利用する際の保育料を所得に応じて助成する制度などがあります。
地区ごとに特色を生かした教育の取り組み
そのほかにも、志木市では小学校低学年で少人数クラスを採用、狭山市では英語だけで過ごす「小中学生英語サマーキャンプ」を開催、草加市では全小学校に土俵を作って相撲教室に力を入れるなど、個性豊かな教育への取り組みがさかんです。
また、埼玉県は「小中一貫教育」を推進しています。小学校から中学校までの「学びと育ち」に連続性を持たせることで、いわゆる「中1ギャップ」(中1で起こる学習意欲の低下、心理的不安、いじめなど)をなくしていこうという取り組みです。
子どもが安心して過ごせる地域作り
上尾市(あげおし)では、行政・警察・学校・地域住民などのボランティア団体が100以上もあり、それぞれが連携して児童の登下校時の見守り活動を実施しています。さらに日中は市の職員がパトロールカーで巡回しているそうです。
また、戸田市では警察OBをステーション長とする「安全ステーション」が市内2カ所にあるのが特徴です。さらに、委託業者が13時から翌朝5時まで市内を巡回するなど、防犯対策に力を入れていて安心です。