赤ちゃんとの家遊びは1日どのくらい?ねんね期からたっち期の家遊び
成長を促すたっち期の家遊びのアイデア
まねっこ遊びで心の発達を促そう
周りの人が「バイバイ」と手を振ると、赤ちゃんが真似をして手を振り返してくれるようにもなります。歩くようになると、ママの真似をしておむつや着替えを運んできてくれることもあるようです。
赤ちゃんの行動範囲が広がると、パパやママはお世話が大変になってくる時期でもあります。赤ちゃんの心や体が大きく成長している時期なので、温かく見守るようにしましょう。
また、音や動きに反応しやすいので、リズムの取りやすい音楽を聴くのがおすすめです。ママの真似をしながら体を揺さぶったり、手拍子をしたりして楽しめます。ほかにも、絵本の読み聞かせは想像力を伸ばせる遊びです。読み聞かせを習慣化すると、お気に入りの絵本が見つかり本の登場人物の真似をして遊ぶこともありますよ。
まねっこ遊びは子どもの想像力が膨らみ、心の発達を促す効果が期待できるのです。
ハイハイ鬼ごっこで社会性が身につく
ハイハイがうまくできるようになったら、赤ちゃんとハイハイ鬼ごっこをして遊びましょう。ハイハイ鬼ごっこはハイハイをしている赤ちゃんを、「待て待て~」と追いかける遊びです。
激しく追いかけると赤ちゃんが驚いてしまうので、始めはゆっくりと赤ちゃんの後をついて行く程度にしてくださいね。ハイハイ鬼ごっこは追いかける側と追いかけられる側の立場が経験できるので、小さなころから社会性が身についていくでしょう。
赤ちゃんがハイハイ鬼ごっこに慣れてきたら、アレンジを加えて遊ぶと楽しいものです。ハイハイ鬼ごっこの途中で、パパやママが隠れたり座布団などの障害物を置いたりすると発達の刺激になります。一緒に障害を乗り越える達成感を味わうことができるため、さらに社会性が身についていきますよ。
ハイハイ鬼ごっこをすると、赤ちゃんが楽しくて興奮してしまう場合もあります。急いで逃げようとして転ぶことのないように注意してくださいね。
赤ちゃんとの遊びをさらに楽しむために
赤ちゃんの感性を大切にしよう
例えば、赤ちゃんと遊ぶときパパやママがプレゼントしたおもちゃではなく、新聞紙やリモコンなどに興味を持つ赤ちゃんもいますよね。せっかくプレゼントしたおもちゃで遊んで欲しいという気持ちも分かりますが、赤ちゃんの興味を持っているもので遊ばせることで集中力を高められますよ。
「これはこう遊ぶのよ」と決めつけるのではなく、赤ちゃんが自由に遊ぶのを見守っていきましょう。
一緒に遊ぶときはたくさん話しかけよう
「赤ちゃんにどう話しかければいいのか分からない」という方は、赤ちゃんの行動をそのまま口にするとよいですよ。例えば、ぬいぐるみを上手に持って遊んでいるときは「上手に握れているね。すごいね」、音の鳴るおもちゃを上手に使っているときは「きれいな音が鳴っているね。上手だね」など、ささいなことでもよいので赤ちゃんの行動を褒めてみてください。
ママがたくさん話しかけていると赤ちゃんもママの言葉に反応してくれるようになり、より楽しく遊べるようになりますよ。
手作りおもちゃで遊ぶのも面白い
月齢が低い赤ちゃんの場合は、布のおもちゃや絵本など、口に入れても安全なおもちゃを作るようにしましょう。布のおもちゃなら洗濯ができるため、衛生面でも安心ですよね。
ほかにも、ペットボトルにビーズを入れてマラカスを作ったり、蓋つきの牛乳パックの中に鈴を入れて音の鳴る積み木のようなものを作ったりなど、ちょっとした工夫で色々なおもちゃを作ることができます。家にあるもので簡単におもちゃが作れるので、赤ちゃんの喜びそうなものを作ってみましょう。
まとめ
ねんね期の赤ちゃんは、ベッドメリーやベビージムで遊ぶとよいですよ。ママが横で話しかけたり笑いかけたりして、スキンシップを心がけましょう。
おすわり期には「いないいないばあ」や積み木などで遊ぶのがおすすめです。ハイハイ鬼ごっこなどをして赤ちゃんの発達を促しながら遊びましょう。赤ちゃんが歩くようになると外出の機会が増えるので、それまでは家で赤ちゃんとの遊びを積極的に楽しみましょうね。