赤ちゃんとの家遊びは1日どのくらい?ねんね期からたっち期の家遊び
家で赤ちゃんと遊びたいと思っても、ママは家事など、やることが多く長時間遊びにつき合うのは大変なものです。一般的に子育て中のママたちは、どれくらいの時間赤ちゃんと家遊びをしているのでしょうか?ここでは、赤ちゃんとの家遊びの平均時間や注意点、赤ちゃんの発達を促す効果的な遊びなどをご紹介します。
赤ちゃんとの家遊びの平均時間や注意点
赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間は平均1時間!
生まれたばかりのころは視力や聴力の発達が未熟です。そのためママが赤ちゃんと遊ぼうとしても反応が感じられないことが多いでしょう。赤ちゃんの集中力も長く続かないので、30分以上遊び続けることは難しいものです。
生後6カ月ごろになると徐々に視力や聴力が発達してきます。集中力も続くようになるので、1時間程度は遊べるようになるでしょう。
家遊びの時間は1歳ごろをピークに減っていきます。赤ちゃんが歩くようになると外出の機会が増え、家遊びの時間が少なくなるのです。
赤ちゃんにとって安全な環境を整えて
赤ちゃんは手の届くところにあるものなら、なんでも口に入れてしまいます。小さなものはなめているうちに飲み込む恐れがあるので、赤ちゃんの手が届かない場所に置くようにしてください。また、赤ちゃんの動きが活発になると、何かの拍子に転んで家具の角に頭をぶつけたり扉で指を挟んでしまったりすることもあります。赤ちゃんから目を離さないようにしたいものです。
安全に過ごすためには日ごろから赤ちゃんの行動範囲を知っておくとよいですよ。危ないと思うものを、赤ちゃんから遠ざけておきましょう。
スキンシップを取りながら楽しもう
赤ちゃんが泣いているときは、優しく抱っこしたり頬をくっつけたりしてみましょう。赤ちゃんはママが大好きなので、スキンシップで安心して泣きやむでしょう。遊ぶときもスキンシップを取り入れるとよいですよ。ボディタッチをする、優しく話しかけるなどして遊ぶと、赤ちゃんの情緒がさらに安定するはずです。
赤ちゃんとのスキンシップは、ママの心にもよい効果が現れるともいわれています。スキンシップで赤ちゃんの心臓の音やぬくもりを直接感じるとほっとした気持ちになり、疲れた心が癒されてゆくでしょう。
ねんね期とおすわり期の家遊びのアイデア
【ねんね期】色んなものを握ると刺激になる
ママの指を赤ちゃんの手の平にそっと置いてみてください。赤ちゃんがぎゅっと握り返してくれることがあります。これは原始反射といって、赤ちゃん特有の動きだそうです。手から色々なものの感触を感じることによって、赤ちゃんの発達が促されていきます。
やわらかい布やぬいぐるみだけでなく、カサカサする新聞紙やビニールなど、素材の違うものを握らせてみるのもおすすめです。
【ねんね期】ベットメリーやベビージム
ベッドメリーは音楽が鳴りながら動くので、音楽に合わせて赤ちゃんと遊ぶことができます。赤ちゃんと一緒にリズムを取るなど、簡単な遊びがおすすめです。
赤ちゃんが目の前にあるものに手を伸ばそうとし始めたら、ベビージムを与えてみましょう。ママも赤ちゃんと一緒に寝っ転がって遊ぶと楽しいですよ。
【おすわり期】いないいないばあ!
ママがハンカチや手で顔を隠して「いないいない…ばあ!」と言いながら顔を見せると、赤ちゃんが笑顔になり喜んでくれるでしょう。楽し過ぎて繰り返しをせがまれることもあると思います。
「いないいないばあ」は赤ちゃんの記憶力の発達を促してくれます。繰り返し遊んで記憶力を高めたいですね。
【おすわり期】積み木やボール遊び
積み木を重ねていくのは難しいかもしれません。ママが積み重ねたものを赤ちゃんが壊して遊ぶのも面白いですよ。「積み上げたものを壊すって精神的にどうなの?」と思うママがいるかもしれませんが、成長段階でのことなので心配しなくても大丈夫です。
ボールをコロコロ転がすのも、赤ちゃんの興味を引きます。赤ちゃんに声をかけながらキャッチボールを楽しみましょう。