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音楽おもちゃが子どもにもたらす効果。手作りのアイディアもご紹介

音楽おもちゃが子どもにもたらす効果。手作りのアイディアもご紹介

子どものおもちゃはたくさんありすぎて、どれを買ったらよいのか迷うところ。せっかく買うのなら知育に役立つものだとうれしいですね。音を楽しむことは、子どもの成長によい影響を与えます。今回は、音を楽しむ市販のおもちゃと、手作りおもちゃのアイディアを紹介します。

音楽と関わることが子どもにもたらす効果

聴き分ける力が付き言語能力が発達する

妊娠20週あたりから、赤ちゃんは体の中に響くママの声を聞いているといわれています。そのためママの声は、生まれてすぐでも聞き分けることができます。そして聞きなれたママの声は、赤ちゃんにとっての精神安定剤になるのです。

ママが赤ちゃんに歌を歌ってあげても、特別な反応を示さないことも多いでしょう。でも赤ちゃんはママの歌をしっかり聞いています。よい音楽を聴かせなくても大丈夫。音程がしっかりしていなくても、歌詞が違っても、赤ちゃんにとってはママの歌が一番なのです。

ママが歌うことで、赤ちゃんは言葉に興味を持ち、言葉を覚えるスピードが速くなります。また、音を聞き分ける力が身につくので、日本語だけではなく、外国語の処理能力も増えるのです。

演奏をすることで様々な神経を鍛える

音楽は、楽譜を見る・音を聞く・指を動かすということを同時にやらなければいけません。そのため様々な神経を鍛えることができ、運動神経にもよい影響を与えます。

運動神経に関係する神経系の発達は、生まれてすぐから急速に伸び、20歳が100%とすると6歳までに90%まで発達します。そして6歳から8歳に演奏をすることで、長期にわたって、運動スキル・知覚スキルによい影響を与えるのです。

8歳から9歳には動作を習得するピークになり、10歳から12歳のゴールデンエイジには、新しい運動を見ると、すぐ自分の動きに取りいれられるようになります。

こうやって、吸収力の高い生まれたころから育て続けた神経が、10年先にまで影響するのです。

音の真似をすることで想像力や表現力を磨く

好きな音楽を聴くと、喜怒哀楽や欲求などの本能を司る扁桃体の血流が変化し、心を動かします。さらに一緒にリズムをとったり体を動かすことで、相手に合わせようという協調性が身につき、思いやりの心などが育まれます。

赤ちゃんからできる習いごとであるリトミックは、音楽に合わせて手遊びや歌、楽器を鳴らしたりします。上手にできないところを先生が注意したり指導したりはせず、自分なりに音楽から感じ取り、表現することによって、情操や音感を育むことができるものです。

また、ゆっくりとした低音を聞きながらゾウのまねをしたりと、音に合わせて動物の表現をすることもあります。これにより想像力や表現力を培うこともできるのです。

おすすめの音楽おもちゃをピックアップ!

0歳から楽しめる!電動ベッドメリー

赤ちゃんが生まれてすぐ楽しめるのは、電動のベッドメリーです。音や動きを楽しむほか、寝かしつけにも使え、赤ちゃんのよき相棒となってくれることでしょう。

ベッドメリーは、デザインや素材のほか、さまざまな機能があります。
  • オルゴールは手巻きor電動
  • ベビーベッドに取り付けるタイプor床置きタイプ
  • 音楽のほかに胎内音をイメージした音がある
  • 切タイマー付き
  • 泣き声に反応して鳴る
  • リモコンで遠隔操作ができる
  • マスコットを外してガラガラになる
  • モビールの動きが単調でない
  • 本体からメリーを外せばメロディボックスになる
好みのベッドメリーが見つかるとよいですね。メリーによって音楽の数も違うので、それも選ぶ参考にしましょう。

簡単に演奏できる!楽器おもちゃ

楽器のおもちゃは、音楽が大好きな小さい子が夢中になって遊べるおもちゃですね。

マイクがついていて、演奏しながら歌も歌えるキッズキーボードは、自分がミュージシャンになった気分で遊べます。ギターやドラムのおもちゃもあるので、おもちゃ屋さんで子どもが興味を持ったものから買ってみるのもよいでしょう。

また、優しい音と手触りの木のおもちゃもあります。太鼓・マラカス・カスタネット・木琴・鈴など、種類がたくさんあり、セットになっているものもあります。音楽を聴いたり歌ったりしながら楽器を鳴らして、音を楽しむことができます。

子ども1人でも夢中になって遊べますが、家族で遊べば、音を合わせる楽しさを知り、協調性を身につけることができます。

持ち運び便利!曲も流れるピアノ絵本

本屋さんに置いてあるピアノ絵本は、0歳から使うことができます。開くと楽譜と鍵盤があり、ボタンを押すと、童謡やアニメなど、子どもの好きな曲が流れます。

まだお座りできない赤ちゃんでも、手を伸ばして鍵盤を叩いて音が出ることを楽しんだり、普通に音楽を聴いて楽しんだりすることができます。少し大きくなると、一緒に歌ったり、鍵盤をいじって遊ぶようになり、歌が音の集合体であることに気づきます。

楽譜と鍵盤に同じマークがついていたりと、譜面が読めなくても演奏できる工夫があるので、誰でも演奏を楽しむことができます。

また、持ち運びもできるので、車での移動中や、親戚の家に行ったときの暇つぶしにもなるので便利ですね。

簡単にできる手作りおもちゃも取り入れて

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