0〜1歳の手足を使った感触遊び。贈り物にもなる子どもの手形足形アート
手形アートで「もみじ」のコースター
【用意するもの】
・紙粘土
・絵の具
・筆
・絵の具を入れる容器
・画用紙
・新聞紙
・定規またはカッター
1.紙粘土を平らに広げて、子どもの手形が入る大きさに伸ばします
2.子どもの手を紙粘土に押し当てて、手形を取ります
2.定規で手形に合わせて紙粘土を切ったり、ストローで穴を開けたら乾かします
3.絵の具で手形に沿って色をつけて乾かしたら完成です
【ポイント】
今回は手を紅葉に見立てて黄色のカラー紙粘土を使用し、オレンジの色をつけました。
白い紙粘土で色付けをせずに、シンプルにオブジェとして、飾る目的で作っても素敵です。
手足を使って成長の証をプレゼントしよう
メリットがたくさんの「感触遊び」
手のひらに絵の具を塗ると、「冷たい」「くすぐったい」「ぐちゃぐちゃ」「ペタペタ」感じ方はそれぞれですが、初めての感覚を経験することはでよい刺激が与えられます。この感覚が五感を刺激して、脳の発達が促されていきます。
絵の具の感触に慣れることを目的に、画用紙に指で自由に絵の具で色をつける、「フィンガーペインティング」で事前に遊んでみてもよいですね。出来上がったフィンガーペイントを装飾に使用しても可愛いです。
娘は、フィンガーペインティングが大好きになり「ペタペタやる。」と絵の具を見つけると言うようになりました。その中で色を覚えたり、色と色を混ぜるとほかの色になるということも知ることができました。感触を肌で感じて言葉で表現することを覚えて、嬉しそうに遊んでいました。
感触遊びはいつ行っても楽しいので、ぜひ行ってみてくださいね。
事前準備で子どもが楽しめるように
子どもの成長が見られる素敵な機会なので、子どもと楽しくスムーズに行いたいですよね。贈り物作る場面で、工程が上手く進まず、子どものことを叱るのは避けたいところです。事前にしっかりと準備をしておくことで、焦らずに余裕を持って取り組むことができるようにしましょう。
手形や足形が上手くとれなかった時のために、予備の画用紙を用意をすると安心です。汚れてもよい格好と場所で行い、汚れてもすぐ拭き取れるように布巾やウェットティッシュなどを用意しておきましょう。
今回紹介するプレゼントは、手形や足形、フィンガーペイントを子どもに行ってもらいます。加工する工程は、年齢に応じて子どもと行い、年齢が低い場合にはママやパパが仕上げましょう。
手形足形を上手にスタンプするコツ
私は仕事柄、手形や足形を取るお手伝いを数え切れないほどしてきました。その中で綺麗に押せたときに共通していることは、子どもが嫌がらずに楽しめたとき、そして絵の具と水の調節が上手く出来たときです。完璧を求めすぎずに、子どもが絵の具の感触を楽しむことが上手くスタンピングする近道であり、1番大切だと思います。何枚か手形を取り、1番綺麗なものを選んで使いましょう。
基本的なポイントを守れば綺麗に手形の型押しをすることができます。まずは子どもの手の平(足の裏)全体にしっかりと絵の具を塗ります。そして画用紙に手の平を押し当てるときも、全体を均等に押し当てます。このときの絵の具は原液少量に対し3〜4滴水を混ぜて滑らかにすることで、子どもの手の平にムラなくスムーズに塗ることが出来るので綺麗に手形を押しやすくなりますよ。
まだねんねの赤ちゃんの手形を取る場合には、ラップの固い芯に画用紙を巻いて貼り付け、そこを握ってもらう手形の取り方もあります。
私は家に絵の具があったので、絵の具で行いましたが、金銭的に余裕があれば専用のスタンプ台がおすすめです。手についても落としやすく、綺麗に仕上がります。絵の具を手の平や足の裏に塗ることを、事前に子どもに伝えるのはもちろんですが、絵の具の感触が嫌で泣いてしまう子どももいるかもしれません。そんなときには、専用のスタンプ台を使用するのも一つの手段ですね。
決して無理強いせず、楽しく行うのが理想ですね。ママが子どもの姿や好きなものを1番に理解していると思うので、嫌がってしまう場合には、工夫しながら楽しく誘ってみてくださいね。
まとめ
私も子どもが生まれてから、初めて新生児の手形を取ったのですが、小さな赤ちゃんの手形を型押しするのは改めて難しいと感じました。
小さな赤ちゃんでどうしても手形や足形を取りたい場合には、専用のスタンプ台やラップの芯を使用したやり方がおすすめです。絵の具よりも比較的簡単に手からインクを落とすこともできますよ。記念になりますし、手作りの贈り物は成長が目に見えて嬉しいものですよね。
1歳以降であれば、楽しんで行えるようになるので、感触遊びを兼ねて絵の具を使って行ってみてはいかがでしょうか。