0歳から始められるリトミック。その効果や教室の選び方とは
音楽に合わせて体でイメージを表現していくリトミックは、0歳から始められる習い事として人気を集めています。リトミックに興味はあるけれど、その効果まではわからないというママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、リトミックで得られる効果や、教室の選び方についてまとめてみました。
リトミックの内容や効果を知ろう!
リトミックとは具体的に何をするの?
リトミックでは、楽器の演奏などの実践的な音楽教育ではなく、まずは音楽に触れることから始めていきます。例えば、音楽に合わせて体を動かしたり、歌を歌ったりするので、子どもは音楽が楽しいものだと感じることができるでしょう。
少し慣れてくると、楽器に触れたり、実際に音を出したりして、より音楽への興味関心を深めていきます。ルールなどに縛られず、自由な雰囲気で進めていくので、子どもがのびのびと音楽と触れ合うことができるでしょう。
音楽を通じて得られるその効果
また、耳で聴いたものを反射的に理解して表現することが必要なリトミックは、音や曲に集中することが求められるため、自然と集中力が身につくようです。
ほかにも、コミュニケーション能力の向上などがあります。音楽を聴いて周りの人と動きを合わせたり、周りの人の表現を受け入れたりすることは、成長する上で大切な協調性や社会性の訓練にもなるでしょう。
ママにとっても育児の息抜きに最適
そのようなときにリトミック教室に通うと、自分の子どもと同じ年齢の子を持つママとの交流もあり、育児情報の交換や日常会話のきっかけにもなるでしょう。毎日子どもと2人きりの生活が主になっているママにとっては、息抜きになってよいですね。
また、音楽を聴きながら体を動かしたり、普段は見られない子どもの姿を見て成長を感じたりできることは、ストレス解消にも繋がるでしょう。
リトミックを始める時期と教室の選び方
0歳から始める赤ちゃんが多い
具体的には、首のすわった生後3カ月あたり以降が、リトミックを始める目安となります。首がすわると赤ちゃんは体が動かしやすくなりますし、そのころになるとママも少し育児に慣れてきて外へ出る余裕ができるかもしれませんね。
0歳台の赤ちゃんは、生まれてからたった1年間で様々なことができるようになります。ぜひこの吸収力を活かして、音感や表現力を身につけるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
教室によってカリキュラムの特徴がある
例えば、純粋に音楽の基礎を学ぶことを重視している教室では、音感やリズム感を身につけるためのカリキュラムが組まれていることが多いです。音感を重視したい場合や、将来楽器をやるかもしれない場合には、ピアノ教室のコースとしてリトミックを選ぶとよいでしょう。
また、リトミックに英語を交えて、音楽と英語どちらも重視している教室もあります。年齢が低い子どもほど耳の発達も著しいので、今のうちから英語に触れておくのもよいですね。楽しい音楽とともに英語に触れると、無理なく自然に英語の感覚を身につけられるでしょう。
実際に見学や体験レッスンに行ってみよう
そこで、気になる教室をいくつかピックアップしておき、実際に子どもと一緒に見学してみるとよいでしょう。中には無料で体験レッスンを受けられる教室もあるので、積極的に参加してみることをおすすめします。そうすることで、レッスンが始まってから子どもが嫌がるということも防げるでしょう。
見学や体験をすることで教室の雰囲気を知り、ママにとっても子どもにとっても居心地がよいと感じる教室を見つけられたらよいですね。
お稽古ではなくてもリトミックはできる!
お家でも気軽に取り入れることができる
そのようなときは、お家での生活の中にリトミックを取り入れてみましょう。最近では、リトミックの教材DVDもたくさん販売されているので、子どもが興味を持ちそうなDVDを選んで、親子で見ながら音楽に触れるのもよいですね。
また、身近にあるものや廃材を使って簡単な楽器を作り、子どもと遊ぶのも楽しいでしょう。ペットボトルのマラカスや、ティッシュボックスの太鼓など、ママのアイデア次第で色々作れそうですね。