2歳児の指しゃぶりはどうしたらいい?指しゃぶりの疑問点と解決法
指しゃぶりはやめさせる方がいい?
3歳くらいまでは様子を見てみよう
3歳までの時期は、体だけでなく心の発達もめざましいときです。自分の気持ちを表せるようになり、自己主張が強くなります。また社会性も芽生え、お友達など人との関わり合いが増えることでしょう。また探求心も旺盛になり、なんでもやりたがるのです。
この中で葛藤や失敗など、ストレスを感じることもあるでしょう。心の動きが活発な時期であるからこそ、指しゃぶりをして、自らバランスを取ろうとしているのではないでしょうか。
叱らずにしゃぶらなかったら褒めてあげよう
子どもは、ママに褒めてもらうことが大好きです。指しゃぶりをしていないときを見つけたら「偉いね」と褒めてみましょう。叱ってしまうと、子どもは悲しく不安になるものです。そして気持ちを落ち着かせるために指しゃぶりをしてしまう、という悪循環になってしまいますよ。
また「自分でできるもん!」という自立心が芽生える時期であれば、指しゃぶりをしなかったことを褒めてあげると、「できた!」という満足感が得られることでしょう。この満足感は精神を安定させることができ、指しゃぶりをする頻度が減るかもしれませんよ。
どうしても気になるなら
寝るときに指しゃぶりをするなら、ママと一緒に手をつないで寝てみましょう。つないだ手を頬などに触れるように置いてあげると、より安心しますよ。またママといっぱいスキンシップを取り、精神的に満足させてあげましょう。絵本の時間に、指しゃぶりに関係した本を読むのもよいかもしれませんね。
さらに指しゃぶり防止として、市販のものを利用するのも一つの手です。爪や指に苦み成分を直接塗るものだったり、手袋のような布製カバーだったりと色々な物があります。子どもにあった物を選んでみましょう。
まとめ
子どもの成長には個人差があるので、「〇歳になったから絶対にやめなくてはいけない」というものではありません。大きくなると恥じらいから、自発的に指しゃぶりをしなくなることも多いものです。指しゃぶりが自発的に卒業できるように、やめやすい環境を作るなど、ママはサポートに徹してみましょう。