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3歳の男の子の体重はどれくらい?体重が増えないときの対処法

3歳の男の子の体重はどれくらい?体重が増えないときの対処法

身長も体重も右肩上がりだった男の子が、3歳になって体重が増えなくなったという悩みをもつママは多いものです。ごはんを食べても体重が増えないときは、病気が原因では?と心配になってしまいますね。この記事では平均的な3歳の男の子の体重や、体重が増えない理由、健康管理の方法などをお伝えします。

3歳の男の子の体重はどれくらい?

3歳の男の子の月齢別平均体重

3歳ごろの1年間の成長は目まぐるしく、同じ年齢でも4月生まれと3月生まれでは約1年間の差が出てしまうため、3歳児の平均体重を一つの値で示すのは難しいです。

でも、私の子どもは太っているのか、痩せているのかと体重は健康を判断する指針の一つでもあるため現状は知っておきたいものです。一般的な目安として3歳児の平均体重は、3歳0~6ヶ月未満の男の子なら14.13kg、女の子なら13.62kgです。3歳7~12ヶ月未満の男の子は15.15kg、女の子は14.63kgと言われています。

もちろん個人差もあるため、あくまでも参考程度にとどめ長い目線で見守るようにしましょう。

3歳男の子の体重の成長曲線

子どもの体重や身長をグラフに表した曲線を成長曲線といいます。成長曲線は、年齢に対する体重や身長の最高値と最低値の間が色づけされていて、カーブを描きながら右肩上がりになっています。身長や体重が成長曲線の色づけの範囲内なら順調に成長しているといえるでしょう。

成長曲線の色づけ部分の範囲でも、上のほうなら年齢の平均より大きめ、下のほうなら年齢の平均より小さめということになり、一目で確認ができるので便利です。

男の子の体重の成長曲線は、3歳までは大きくカーブを描いて増えているのですが、3歳を過ぎるとゆるやかなカーブに変わっていきます。これは、体重の増加が3歳まではいちじるしく、3歳以降は体重がゆっくりと増加することを示しています。

身長と体重からやせか肥満かを判断

成長曲線のほかにも、やせ型体系か肥満体系なのかを知ることのできる方法があります。

カウプ指数は、生後3カ月~5歳までの乳幼児がどのように成長しているか、発育状態の程度を表す指数です。判定基準は、カウプ指数が13未満ならやせている、13~15未満はやせ気味、15~18未満は正常、18~20未満は肥満気味、20以上は肥満となっています。さっそく計算してみましょう。

カウプ指数の計算は以下の計算式で表すことができます。
・カウプ指数=体重(g)÷(身長(cm)の2乗)×10

3歳になって体重が増えないことを心配していても、カウプ指数の数値が正常であれば安心できますね。太っていることを気にしていたのに、正常だったということもよくあります。

3歳男の子の体重が増えずに心配なときは

身長に対して体重はあまり増えなくなる

3歳までは身長が伸び、体重も増えていたのに、3歳になると身長はどんどん伸びているのに、体重だけが増えないと心配になるかもしれませんが大丈夫です。

3歳児は、体が大きく成長して、走るスピードも速くなってきています。興味がある場所へどんどん走って行かれて、追いかけるのが大変だったという経験もあるでしょう。

3歳から幼稚園に通い始める子も多くなります。幼稚園に入ると、家でママと過ごしていたときより活動の幅が広がり、運動量も増えてきますね。幼稚園では食事の時間も決まっているため、3歳まで食べていたおやつの時間がなくなります。

食事はしっかりできていても、活発で運動量が増えおやつの時間が減るため、食べても体重が増えないことが多いのです。

成長曲線をきちんとつけよう

前にもお話ししましたが、成長曲線は3歳までは急なカーブを描いて上がっているのに、3歳からはゆるやかなカーブになってきます。体重が増えないと悩んでいるときに、成長曲線から大きくはみ出しているなら心配ですが、基準の成長曲線と同じようなカーブを描きながら成長しているなら、心配しなくても大丈夫です。

定期的に体重をはかって記録しておくと、成長の様子がわかるので安心です。成長曲線の中に、月に一度でも子どもの体重を記録していき、点を線で結んでみましょう。成長曲線の範囲内なら、小さい値でも、大きい値でも平均の範囲内ということになるので安心ですね。

成長曲線に記録していると、どんなものを食べるとよいかなどの目安にもなるので便利です。

不安があるときは健診や小児科で相談

3歳児の体重は、1~2歳のように急激に増えなくても、毎月少しずつ増えていれば大丈夫です。しかし、まったく体重が増えない場合や体重が減るときは心配ですね。子どもの様子を見ていて、少しでも不安があるときは、健診のときや小児科で相談してみるのがよいでしょう。

その際には、記録しておいた体重や身長の成長曲線を持参しましょう。成長曲線として線を結んでいない場合は、メモした用紙を持って行っても問題ありません。相談に行ったときに、体重をはかるかもしれませんが、そのときだけの体重では先生も判断ができないものです。

体重のメモを見せながら、数カ月間体重が増えていないことや、食欲はあるのに体重が減ってしまったことを先生に伝えるようにしましょう。
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